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ヨセフ年
- 2021/03/12(金) 20:59:30
昨年12月8日から「ヨセフ年」が静かにはじまった。
我が家はヨゼフ会なのに、不覚にも私がそのことを知ったのは12月の終わり頃。
コロナ禍の中、ひっそりといつの間にか始まっていたのである。
ヨゼフらしいといえばヨゼフらしい。
私たちの会章は、聖ヨゼフを表す百合の花の上にマリアの頭文字のM。
さらにその上にキリストを表す十字架とカリスとホスチアがある。
つまりヨゼフは一番下の土台で、表面には出ない。
聖家族を支える縁の下の力持ちなのだ。
私が聖ヨゼフの存在を意識したのは中学生の頃だったと思う。
実家の近くの(ヨゼフ会ではない)修道院に立派なヨゼフ像があった。
片手に幼児イエス、片手に百合の花を抱えた男性を見て、
「マリア様じゃない人(しかも男性)がイエス様を抱いている」と驚いたものだ。
それまでも聖書の話を聞く機会は十二分にあったのだから、
ヨゼフの名前を知らないわけではなかったが、
大きなヨゼフ像を見て、すごく大切に思われている人なのだと感じたのである。
ヨセフ年にちなんで某カトリック雑誌に本会の紹介記事を依頼された。
もう発売されている頃である。
我が家に届くのが待ち遠しい。
- 祈
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