氷点

  • 2008/02/19(火) 08:49:28

今さらだけど、
三浦綾子の名作「氷点」を読んだ。
はじめてこの小説を紹介されたのは、
はるか昔の高校時代。
「聖書」の授業中に、
「原罪について扱った小説です。」と聞いた。
その時は、なんだか重そうだし長編だし・・・と避けてしまったのだが、
このたび大学の講義でもこの小説が取り上げられ、
友人の「読んでみようよ」に乗せられた。

・・・面白い・・・。

主な登場人物は誰もクリスチャンじゃないけれども、
聖書の言葉や宣教師、教会といったものが、たまに登場して、
強烈なインパクトを残す。
筋立てもびっくりするほどドラマチックで、
次はどうなるんだろうっ!?と思ってしまう。

何不自由ない医者の娘が、実は貰いっ子で、
なんだか分らないけどお母さんに冷たくされて、
実は自分はその家の本当の娘を殺した犯人の娘だった・・・。

ここに至るまでのエピソードや登場人物の心情が、
リアルで目が離せない。
読む者も、自分の弱さを問われる。
物語の最後にはさらなる大ドンデン。
サスペンスタッチで、長編なのに一気に読んでしまった。
いずれ「続氷点」も読んでみよう。

Sr.ぱうろ

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