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ロザリオ月
- 2020/10/28(水) 09:47:09
ロザリオの月(10月)ももうすぐ終わる。
毎年、ロザリオの月には最低1本のロザリオを編むように
していたが、今年はさっぱりやる気が出ず、
新しい作品は生まれなかった。
・・・が、どうでもロザリオの製作に関わらせようとする力が
どこかから働くらしい。
今年はロザリオの修理を2ヶ所から依頼された。
一本目はある姉妹からの依頼。
しかも見れば、そのロザリオは過去に私が作ったものだった。
問題が多々あって、ほとんど作り直しのような大修理になり、
仕上がったものがこちら。
(クリックすると拡大されます)
二本目は病院にある「ガラシア夫人の日本人形」が肩から下げていたもの。
透明なガラス玉で出来ていて、
人形が持つには大きな(人間が使えるサイズ)ロザリオだ。
しっかり握りしめている手を壊さないように人形から外したものの・・・。
・・・これは、新たに作り直すしかない。
針金には緑青が生え、ところどころ珠が劣化していた。
メダイや十字架もすっかり黒ずんでいる。
結局、ロザリオ月には何かロザリオを作らなければならないらしい。
ガラシア人形のロザリオは、オリジナルに近い材料を探すところからスタート。
ロザリオの聖母は、なかなかに細かいオーダーをしてくる。
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