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70周年記念巡礼(長崎)

  • 2018/04/22(日) 11:55:52

修道会の創立70周年記念行事として、
創立者ゆかりの地を巡礼させていただいた。
参加者は23名。
黒崎の修道院(このたび閉院となる)に宿泊し、
長崎市内、外海(そとめ)地方、大村方面を廻った。

初日は残念ながらの雨。
まさに「長崎は今日も雨だった」
その中を浦上天主堂、原爆資料館、大浦天主堂などを巡礼。

二日目はキラキラの上天気。
創立者の生まれ故郷である外海地方を歩いた。
創立者は出津(しつ)の出身で、
(生家のあったあたり↓)
生家付近
その出津教会の敷地内には枢機卿親任記念に寄贈したという
ルルドの聖母像もある。
(台座の裏に
「寄贈 パウロ田口芳五郎枢機卿 1973年1月18日 枢機卿親任記念」
と刻まれている↓)
出津教会
出津で活躍したド・ロ神父さまの足跡をたどり、
神父さまから学んだ製法で作られたそうめんを昼食にいただき、
午後は黒崎修道院に立てられた記念碑の祝福式に与った。
式典
「大阪聖ヨゼフ宣教修道女会 創立者 田口芳五郎枢機卿ゆかりの地」
と書いてある。↓
記念碑

三日目は大村方面の殉教地巡り。
切支丹大名大村純忠の領地で、藩主以下全員が切支丹となったこの地では、
禁教令後、徹底的な迫害が行われたそうで、
あちらこちらにその後が残されている。
ちなみにここは「首塚」
首塚

少し離れたところに「胴塚」がある。
切支丹の「復活」を恐れて、首と胴を切り離し、
別々のところに埋められたのだとか。

最後にバスの窓から天正少年使節の像を眺めて、
三日間の盛りだくさんな巡礼が終わった。
巡礼中ずっと長崎の信者さんが運転手、ガイドを務めてくださり、
さらに行く先々の教会や資料館でも、
現地の信者さんが詳しく説明をしてくださった。
行くたびに思うことだが、長崎の人は親切で、特に信者力がすごい。

神に感謝

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