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クリスマス・カウントダウン
- 2017/12/21(木) 21:59:31
多忙のあまり、なかなかUPできなかったけれど、
この世はクリスマスシーズンで、
カトリックである我が家(修道院)も職場(ガラシア病院)も、
準備が着々と進んでいる。
職場の方はクリスマス関連の行事が次々と開催されていて、
本日は病室訪問の日。
誰が訪問するかというと、聖家族と天使(に扮した職員)。
この行事は長年続いているが、
初めて見たときは感動して泣いてしまった。
マリアさまがベッドサイドにやってきて御子さまを患者さんに差し出す・・・。
それだけなのに何故か泣けるのである。
今日は入院中のシスターのところへ先回りして言った。
「シスター!もうすぐ御子さまがいらっしゃいますよ!」
近所の中高生が聖歌を歌いに来てくれていて、
その歌声もだんだん近づいてくる。
「ほら、歌声が近づいてくるでしょう」
・・・と言いながらドアの方を向いた途端、またしても泣きそうになった。
病室のカーテンが開いて、御子さまを抱いたマリアさまが現れた。
シスターはそっと手を伸ばして御子さま(の人形)に触れていたが、
とてもうれしそうだった。
(私も入院するならこの時期がいい)
母が末期がんで入院していた頃、私は
「マリア様が御子さまを連れて来てくださったら・・・。
御子さまに触れることが出来たら、母はきっと回復するに違いない」などと
思い、その様子を心に描いていた。
なんと、その様子が目の前でリアルになっているのである。
御子さまは人形で、マリア様は本当は職員だけど、
もしかすると奇跡が起きることもあるんじゃないかな。
今日、聖家族と天使たちに出会った方々の回復を祈りつつ・・・。
こちらは病棟のクリスマスツリーに飾られたクッキー。
このアイディアはなかなかだとおもう。
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