元気が出る秘跡

  • 2017/09/14(木) 20:59:29

先月亡くなったシスターは最後に「終油の秘跡を受けなければ・・・」
と気にしていたという。
昔は亡くなる直前に受ける秘跡だった。
今は「病者の塗油」という表現に変わり、
病人の癒しと慰めを祈って聖別された油を塗る秘跡となっている。
秘跡とは、目に見えない神の愛を見えるかたちで表現するもの。

先日、我が家で最高齢のシスターが、この秘跡を受けた。
それはかなり衰弱していて、
いつお迎えが来るかわからない・・・と診断されたから。
ところが司祭が祈りをこめて油を塗ったところ、
今までこんこんと眠っていたシスターが
「ありがとう」とはっきりした声で答え、にこにこと微笑み出したのである。
その後も状態は落ち着いていて、今にも危なかったことが噓のようだ。
塗油の秘跡で病人が元気になった話はたびたび耳にする。

教会によっては「敬老の日」のミサのときに、この秘跡を行うことがある。
私に洗礼を授けてくださった神父様は、高齢者への塗油が終わった後、
「ご希望の方はどうぞ」とおっしゃっていたので、
老いも若きもほとんどすべての参列者が油を塗られていた。
私も例外ではない。
そのおかげかどうか、大病をすることもなく今に至る。

今年ももうすぐ敬老の日がやってくる。
我が洗礼の神父様は86才。
ご自身も元気で長生きしていただきたいと切に願う。

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する