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たいせつなきみ
- 2017/05/27(土) 17:24:13
最近、分かち合いの時間に、以前授業に使った絵本を出してみた。
授業に使った時も記事にしたけれど、
(http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-744.html)
今また新たに感銘を受けているので再登場してもらう。
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主人公はさえない小人のパンチネロ。
何をやってもへたくそで見た目ももうひとつ。
他の小人たちに馬鹿にされて引きこもりモードになっている。
けれども他の小人の目を全く気にせずに生きているルシアという小人に出会い、
自分たちを作った彫刻家のエリを訪ねる。
エリはパンチネロの訪問をとても喜び、
自分がパンチネロを大切に思っていることを伝える。
時に私たちは他人とのかかわりの中で、
自分の存在価値を疑ったり、いじけたりしてしまうことがある。
また他人を批判的に見ている時も多々ある。
「あんな人要らない」とか「自分はあんなに立派にはなれない」とか
傲慢な思いや卑屈な感情に溺れてしまうのだ。
でも創造主である神にとっては、すべての人が大切な作品。
絵本の中のエリは「私は失敗しない」と言う。
神に失敗は無い。
どんな人も失敗作であるはずは無い。
自分と人とを比べて優劣をつけるのは、創り主に対して失礼だ。
以下、エリのセリフ。
「わすれちゃいけないよ。
この手でつくったから おまえはたいせつなんだってことを。
それから わたしは しっぱいしないってこともね。」
- 読書
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この記事に対するコメント
小人のパンチネロのお話、おもしろいですね。
+主の平和!
シスター、
こんばんは。初めまして。
小人のパンチネロのお話、おもしろいですね。
お母さんのお腹の中にいる全ての赤ちゃんたちが、大切な存在だっていうことを教えてくれますから。
ファチマのマリア様は、私たちに、私たちが全て愛されていることを教えてくれていますから。
マリア様からお恵みの栄養をたくさんいただくことが出来るようなブログがあります。
ファチマの聖母の会のブログです。
マリア様から愛されている全ての赤ちゃんとお母さんたちが守られますように。
声を上げられない小さな命が、ファチマの聖母の祈りで守られますように。
シスターも、たくさんお祈りしてくださいね。
シスターの皆様に主の平和と恵みが豊かにありますように。