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修道院の正月
- 2008/01/03(木) 16:56:47
当たり前だけど修道院にも大みそかと正月はある。
それも結構、普通の日本の大みそかと正月が。
紅白歌合戦あり、おせち料理あり、寝正月あり!?
でも初詣と角松、鏡餅はさすがに無い。
強いて言えば、元旦のミサは初詣と言えなくもないけど・・・。
この三日間、何をしていたかと聞かれれば
「食べて、寝て、ちょっと遊んだ」と答える。
せっかくの正月だから、院内に残っている姉妹達とトランプをして盛り上がり、
いつもよりのんびりと食事をして、どうでもよい話題に大笑い。
年賀状のチェックをして、返事を書いたりもした。
それから高齢の姉妹を訪問した。
面白そうなテレビがあったら、ぼやーっと観賞。
(普段は無いのだが、こういう時に限り談話室におやつが並んでいる。)
かなり実家で過ごす正月に近い。
実家との決定的な違いは神社に行かないことだ。
私の実家では、新年の時報を聞いた後、歩いて1,2分の神社に参拝し、
甘酒をふるまわれるのがしきたりだった。
今年もきっとそうしているだろう。
もうひとつ、今年に限り違うのは、私が大学生なことで、
もうすぐ後期が終りで、レポートをいくつか書かねばならないことだ。
本当はぼんやりテレビを見ている場合ではない。
寝ている場合でもない。
(おばあちゃんとおしゃべりは、お互いに癒されるから自分的にはOK)
今も、実はレポートを書いている途中のサボりだったりする。
がんばれ、私、冬休みはあと3日!
sr.ぱうろ
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この記事に対するコメント
「希望」
わたしが想像していた修道院の生活と違い割りにのんびりできる様子に
少しほっとしました。かりに娘が厳しい掟の中で、耐えしのんでいる と
思うと、親としても気がかりでしょう。でもほんとうに
神様に身をゆだねる方々は我々凡人が考えるようなことでなく、それが
辛い・苦しいとは思わないのでしょうね。我が家も二人の子供は
カトリックの幼稚園で、シスターのお世話になり、
又孫も同じ聖母幼稚園で、幼児教育を受けました。が大人になるにつれ
はなれてしまいました。これ、全て親の責任なのでしょうね。
それにひきかえ、あなたの育ったご家庭は、お正月に神社に参拝する
ごく一般のご家庭のようなのに、何故?と思ってしまいます。
「本人が幸せなら」とお許しになったご両親も立派ですね。
今は昔
昔は我が家にも厳しい掟の数々があったそうです。
今も、一般の家庭生活とは違う厳しさはあります。
たとえば朝七時からミサや言葉の祭儀に与るため、新年といえども朝はそれなりに早く起きています。
ちなみに私の実家は現在はクリスチャンホームで、私の入会前に母はプロテスタント、父はカトリックの洗礼を受けました。今も無宗教なのは妹だけです。
にもかかわらず、父の初詣の習慣は入信後も続いていたりする。(しかも甘酒が目当て)イエス様も苦笑いの典型的日本人家庭です。真面目な方が見たら、さぞや気分を害されるでしょうね。
でも、その日本的なおおざっぱさが、私に教会やミッションスクールに通うことをOKしてくれたので、感謝なのです。
シスターのご実家の様子を拝見して、ホッとしています。
カトリックの洗礼を受け30ン年。その間に結婚して子供が生まれ、いろんなことがありました。ある時、こどもの「先生運」がハズレが続き、思わず
厄神さんのお札をいただきました。効果のほどは??ですが。それ以降、やめるわけにもいかず、毎年お札はきています。そして・・・マリア様のご像と対面しています・・・
私もシスターになりたいですが 聖書の、御心のみがなる、ですね。
Re: 紅葉さま
そうですね。
私はシスターになりたいとは思いませんでしたが(苦笑)、御心のままに今に至ります。
紅葉さんも祈りのうちに何が御心なのか見極めてください。
そして、よかったら本会の召命黙想会にいらっしゃいませんか。
詳しくはこちらをご覧ください。
↓
http://www.ossmj.org/info/info.htm