こいぬのうんち

  • 2015/11/01(日) 10:30:28

日々、授業の材料を探す中で、
最近絵本にも注目するようになった。
初めて採用したのは
「こいぬのうんち」という韓国発の絵本。

なんと主人公は仔犬が道端に落としたうんち。
うんちは皆に汚いと馬鹿にされ、
自分は何の役にも立たないとめそめそしている。
あまりに泣き虫なので、
一度は馬鹿にした土くれが慌てて慰めるほどだ。
しかし最後には近くに芽を出したタンポポのこやしとなって、
きれいな花を咲かせる手伝いをする。

この絵本にはキリスト教的なメッセージがふんだんに込められている。
「友のために命を捨てる。これより大きな愛は無い」というみ言葉や
「この世で最大の不幸は、自分は誰からも必要とされていないと感じること」という
マザー・テレサの言葉がすぐに浮かんでくる。

でも、実は私が一番心に響いたのは、土くれの身の上だった。
土くれはたまたま荷車から落ちてしまったのだが、
それまでは畑でたくさんの作物を育てていたという。
でもある日照り続きの時、トウガラシの赤ちゃんを枯らしてしまった。
自分が荷車から落ちて、ひとりぼっちになってしまったのは
そのバチが当たったからだと考えて悲しむ土くれの近くを、
一人のお百姓さんが通りかかる。
お百姓さんは、すぐにその土くれが自分の畑のものであることに気づき、
大切に拾い上げて連れ帰るのである。

私たちがどんな失敗や罪を犯しても、
天の父の私たちに対する愛は変わらないのだと、
絵本の中のお百姓さんが語っているような気がした。

我をも救いし、奇しき恵み・・・



Srぱうろ

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