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最後の晩餐
- 2014/03/10(月) 10:00:30
四旬節中は夕食後に十字架の道行か受難の黙想をする。
私は「最後の晩餐」から黙想を始めた。
以前、教会の中高生会で「最後の晩餐」の話をする時、
こんな質問をしてみた。
「もし大切な友達と離れ離れになることになったら、何をする?」
高校生の一人が答えた。
「物を贈ります」
大切な人と別れなければならない時、
多くの人が贈り物をしようと考える。
自分のことを忘れないでいてくれるように、
また自分が居なくなっても困らないように。
それは何か特別な物かもしれないし、
心に響く言葉やサプライズかもしれない。
イエスが愛する弟子たちに贈ったのは
「私の血と肉」であり、
「互いに愛し合いなさい」という言葉であり、
彼らの足を洗うというサプライズだった。
その大きな愛の贈り物ゆえに
弟子たちはいつまでもイエスと共に歩み続けることが出来た。
私たちもまた、ミサの中でキリストの体を頂く。
そしてキリストと一つの体に結ばれ、
世界中の兄弟姉妹と結ばれて、今日も歩いてゆく。
Sr.ぱうろ
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