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幼子のように・・・
- 2013/08/04(日) 23:18:39
小さな子供たちはワケも分からずミサに与っている。
ワケが分からないので退屈してしまう。
静かに座ってはいるけれど、あっち見、こっち見、
さらにお母さんや兄弟にちょっかいを出したりする。
そんな小さな子供のひとりが後ろを見た。
幸か不幸か私と目が合う。
…かわいい。
私も振り向いたその男の子に笑いかけ、ひそかに手を振る…。
男の子もにこにこしながら椅子に隠れたり、
顔を出したりしている。
ますますかわいい!!!
実は私の状況も限りなくその子に近い。
ミサの流れから「今はこれを言っている筈」と推測し、
人名、地名、知っているわずかの単語から朗読箇所を予想する。
しかし説教となるともうお手上げだ。
どんなに情熱的に語られても意味のある言葉に聞こえないので、
眼はあっち見、こっち見。
内心では
「早く終わらないかなあ。日本語の字幕でも出ないかなあ」
などと余計なことを考えている。
ミサ中、無言の会話をしていた私とその小さな男の子は、
ミサ後、満面の笑顔で手を振り合った。
主は言われた。幼児のようにならないと天の国には入れないと。
私はああいううやんちゃな子ほど、
将来は司祭、修道者、教会役員などの立派な奉仕者になれると思っている。
さて私たちの将来やいかに!?
Sr.ぱうろ
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