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駅伝を見ながら
- 2013/01/02(水) 16:42:38
久しぶりに院内で正月を迎えたので、
久しぶりに箱根駅伝を見た。
一昨年、小学校の先生に借りた小説を思い出した。
それは箱根駅伝を舞台にした物語で、
無名の大学の素人ばかりの10人が駅伝を目指す話だった。
(映画化もされている)
涙無しには読めない青春物語で、
読むと駅伝が見たくなる。
今日、4年ぶりに駅伝を見ていたら、
今度は小説の方を読みたくなった。
ゴール近くになると汗でタスキが重くなる。
下り坂を降り切った後の平地は上り坂のように感じる等、
テレビの画面からは分からないような描写もあり、
レースの展開にドキドキした。
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ところで今年の箱根駅伝では強風が選手たちを悩ませていた。
まさにこの小説のタイトルのように。
明日の復路はもう少し走りやすい気候であって欲しい。
駅伝の何が良いって一人じゃないことだ。
過去の記事にも書いたけれど、
(http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-215.html)
駅伝は人間の歴史に似ていると思う。
抜く時も抜かれる時もある。
大切なのは前の選手のタスキを受け取り、
次の選手に引き継ぐこと。
苦しくても自分の役割を全うしさえすれば、
後に続く人たちが盛り上げてくれるかもしれない。
または運、応援、これまでの練習や前走者の努力などが良い形で実り、
自分自身が盛り上げることもあり得る。
長いレースの間にはいくらでもチャンスがあるのだ。
明日の復路も楽しみ。
Sr.ぱうろ
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