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恵方巻き
- 2012/02/04(土) 20:43:08
昨日は節分だったので夕食に「恵方巻き」が出た。
私が初めて恵方巻きを見たのは、
忘れもしない8年前の節分の日。
その日は入会の決意を固めて箕面の本部修道院を訪問していた。
夕食のテーブルについてびっくり。
切れていない丸のままの太巻き寿司が、
どーんと皿に乗せられている。
どうやって食べるの?
どうやって食べるの?
どうやって食べるの?
ただでさえ緊張しているのに、
この謎の料理の登場に私の頭は完全にパニック状態。
この時は他のシスターたちも似たような状態だったらしい。
誰かが果物ナイフで切り始めたので、
私もそれに倣った。
他の誰かが
「○○が恵みの方角なんですって。
そっちを向いて食べるらしいわよ。」
恵みの方角???
私には気学の知識があったので、
これは恵方のことだと気がついたが、
そちらを向いて食事をするという習慣は初耳だった。
関西では節分に恵方を向いて、
太巻きを丸かぶりする習慣があると知ったのは、それからかなり後。
今では切れていない太巻きを見てもうろたえないが、
丸かぶりを全う(?)したことはまだ無い。
昨日は海苔がうまく噛み切れず、
結局ナイフで切って食べることにした。
高齢のシスターたちは
「喉に詰まらせたらいけないから切った方がいいわよ」と言われていた。
福を呼ぶのもけっこう難しい。
Sr.ぱうろ
- 食
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