身内の名言

  • 2010/10/16(土) 21:53:28

この頃、諸事情により茶道のことを考えている。

私は修道会に入るまでの19年間、
裏千家の茶道を習っていた。
だが、入会から4年間は、全くお茶を点てることがなかった。
教育実習の時に、課外授業の茶道を見学させて頂き、
一回だけお点前をさせて頂いた。
その一年後くらいに志願者のお茶のおけいこの見学ついでに、
お点前をした。
それからさらに一年半後の今日、
お点前をさせて頂いた。

細かいところがかなり抜け落ちているが、
厳しくしごかれた部分は、体が覚えている。
(お茶の先生は私の生涯で、最も厳しい先生だった)
私は決して熱心な弟子ではなかったが、
たとえぼんやりしていても、
19年間続けていた所作は、自然と出てくるものだ。

お茶、また習いたいなあ…。

ふと母の言葉を思い出した。
それは、もともとは母の祖母…つまり私の曾祖母(表千家茶道の師匠だったらしい)の言葉だそうだ。

「お茶と人づきあいは細く長く…」

「べたべたすることなく、けれども末長くお付き合いしなさい」ということらしい。
思えば私の先生のもとには、
私よりも、もっともっと長くお稽古を続けている姉弟子さんがたくさん居た。
先生に至っては、半世紀以上お茶を続けていたと思われる。

「細く長く…」は曾祖母の実体験に基づいた言葉だったに違いない。

Sr.ぱうろ

この記事に対するコメント

シスター、はじめまして。カトリック信者のカタリナです。
私もずっと茶道を習っています(今、「引次」の段階です)。
カトリックとお茶って、共通点がありますよね。「淡々と」というのを
私も心がけています。人付き合いにしても礼儀にしても、茶道から学ぶことは多いです。
シスターになられてからもお点前することがあったんですね?修道服でお点前、なんだかマッチしていそうです。
また、お邪魔いたします。

  • 投稿者: カタリナ
  • 2010/10/25(月) 00:26:36
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Re:カタリナさま

はじめまして。
引次なら相当長く学ばれていらっしゃいますね。
私は「正引次」まで頂きました。
お茶名も頂こうと思えば頂けましたが、その時の経済的事情で見合わせました。
(ちょっと後悔していますが…)

千利休の弟子にはキリシタン大名も多かったので、
お茶の作法にミサの儀式が取り入れられているという説があるそうです。
利休自身はむしろ禅の影響が強いように思いますが、
精神修養という点では仏教もキリスト教も似ているかもしれません。

  • 投稿者: Sr.ぱうろ
  • 2010/10/25(月) 21:15:37
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