読書の秋・・・心に残る名セリフ

  • 2010/10/10(日) 09:50:58

実は「読書の秋」というタイトルの記事は、
毎年のように書いている。
読んでいる本はその都度変わっているが、
やはり偏りがある。

当然カトリック関係の本が多い。
今年は小学校に勤めた関係で童話が仲間入りした。
先日、お話した図書室からのお手紙を見て、
図書の先生のお薦め本を色々と読んでみている。

昨日読んだのは「園芸少年」というお話。
主人公は高校一年生の少年で、
ひょんなことから園芸部に入部し、
花と緑に詳しくなり、仲間との友情を育んでゆく。
これは「園芸少年」の登場人物のセリフ。

「…植物を大きな鉢に植え替えると、
急に大きくなりますよね。
あれを見ていつも思っていたんです。
それまでは鉢に合わせて小さく生きていたんだなって」

自分の顔がコンプレックスで、
ずっと隠していた少年が、自分の殻を破った瞬間の言葉だ。

「鉢に合わせて小さく生きている」ことは、
誰の人生にもあるのではなかろうか。
変化や困難を恐れて、このままではいけないと思いつつ
現状維持に終始してしまう。
しかし、勇気を持って飛び出せば、大きく成長出来るかもしれないのだ。
(場合によっては、飛び出す前に左右の安全をよく確かめた方が良いかもしれないが)

上記の少年は、殻を破って普通の少年の日常を取り戻した。
いざ飛び出してみたら周りは意外と親切で、学校生活は楽しい。
案ずるより産むがやすし…。
とはいえ、そこに至るまでの悩みの日々だって貴重なものだ。


Sr.ぱうろ

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