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松葉杖の友
- 2009/01/30(金) 15:44:39
松葉杖で出歩くようになってから驚いたのは、
経験者がこぞって「使い方のコツ」を語りに来ることだ。
結構多い。
私の周囲の男性(司祭、学生、教授)は一人を除いて全員が松葉杖の経験者だった。
男の子にケガはつきものなんだなあと、妙に感心する。
まるで丈の足りない私の松葉杖を奪って実演してみせたのもふたりの男性。
(ひとりは学生、ひとりは教授!)
「なんで、そんなに下手なんやー?」
「懐かしいなあ。ほれ、わし(方言?)上手でしょ。」
松葉杖は大変だから、上手になると誇りたくなるのかもしれない。
私はと言えば、病院に行くと、思わず松葉杖の患者さんに注目してしまう。
たぶん、それはお互い様なので、病院の外で出会おうものなら、すっかりお友達モードだ。
すぐに
「お姉さんは、どこ怪我しはったんです?」
などという会話が始まる。
修道院内にも、つい最近まで松葉杖のお世話になっていた先輩が居て、
「なんだか私を見ているようだわ」と言われたりした。
松葉杖がこんなに連帯感(?)をもたらすものだとはびっくり・・・。
これは「怪我の功名」というものだろうか?
いや、それよりも、怪我を通していろいろな人と出会わせて下さった神様に感謝。
Sr.ぱうろ
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この記事に対するコメント
松葉杖の隣人
みんなきっと松葉杖で大変な思いをしてきてるのですよね。
その時の自分を助けるがごとく、思わず松葉杖の極意を伝授したくなる。大変な思いゆえに、たくさん共感しちゃう。
松葉杖の隣人は、自分を助けるがごとく…お節介したくなるのです
きっと私もその場にいたら、その一人?
Re: 松葉杖の隣人
私も将来は同じことをしているかもしれません。
でも、これは教えられても、そう簡単にうまくなるものではないですね。
やはり、日頃の運動神経や体力がモノを言うと思いました。
反省・・・。