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お祭り

  • 2023/10/25(水) 21:20:19

秋はお祭りシーズン。
教会でもバザーその他イベントがある。

今月15日は大阪高松大司教区のカテドラルで、
インターナショナルデイ。
コロナでしばらく行かれず、
昨年は再開していたにもかかわらず、
自分の都合で行かれず、
4年ぶりくらいに参加した。
多言語のミサに続き、交流会では
韓国、ベトナム、フィリピン、ブラジルなど様々な国の料理や
スイーツを味わったり、
ダンスや音楽などのパフォーマンスを楽しむ。

そして22日は我がガラシア病院のガラシア祭り。
こちらも4年ぶりの開催。
屋台や模擬店の他に、
病院らしく健康相談コーナーや骨密度測定コーナー、
ハンドトリートメントコーナー、
ハープセラピーもある。
ハープセラピーというのは、
ホスピスに来られるボランティアさんがやっていて、
病室でそのときのイメージでハープを弾いてくださるのだ。
祭りのイベントは演奏会スタイルだが、
ハープの音色は癒し効果抜群。

さらに今回は阪急百貨店の走るデパ地下もやってきて
目の保養になった。
秋晴れの空の下、
スタッフもお客さまも十分に楽しんで元気になった。
本当にありがたいこと。
災害や紛争で日常生活もままならない地域のことを思うと、
祭りを開催できることの貴重さが身に染みる。
ちなみにガラシア祭りの売り上げは
全額カリタスジャパンに寄付される。

天に帰る

  • 2023/10/20(金) 21:08:31

職場でとてもお世話になった方が帰天された。
「帰天」という言葉が何故か心に響いた。
死を表す言葉はたくさんある。
他界、永眠、逝去、召天、鬼籍に入る・・・。
そして「帰天」
同じ状態を表す言葉なのに、見えてくる景色はまるで違う。

「帰」という文字からは、
家や故郷といった慣れ親しんだ場所へ戻るという景色が見える。
「天」は私たちの「父なる神」がいらっしゃるところ。
ならば私たちは神様の所から来て、務めを終え、
またそこへ帰って行くのではないか。

今まで何度も聞いたし使ってきた言葉だけど、
こんなに深く慰めに満ちた言葉だとは気づかなかった。
帰るのなら心配ない。
良く知っている場所へ行くのだから。
しかもそこには父なる神がいらっしゃる。
今生きている私たちも、
いずれはそこへ帰ってゆく。
だから、先に帰った方々とも必ずまた会える。

今は少し寂しいけれど、
再会の日を楽しみに・・・。

オンラインでつながるテゼの祈り

  • 2023/10/04(水) 22:36:30

今夜は日本と韓国のシスターたちがZOOMでつながって
テゼの祈りが行われた。

クリックすると拡大されます。↓
祭壇の飾り

時を同じくして、たくさんの修道会の沢山のシスターたちが、
ともに祈り、賛美の歌を歌う。
こんなことが出来るようになるなんて、
本当に素敵だと思う。

テゼの祈り

画面の向こうに遠方の知り合いを見つけたりすると
さらにうれしい。
テゼの歌は音程が高過ぎず低過ぎず声が出しやすいので、
歌がうまくなったような錯覚に陥るのだが、
今回は画面の向こうからとても上手な歌声が響いてくるので、
またしても自分が上手になったかのような錯覚に陥った。(笑)

世界中、色々な所で戦争や災害や貧困など悲しいことがたくさんある。
そんな中で国境を越え、修道会の枠を超えて、
国籍も年齢も違う沢山のシスターがともに祈ることには大きな意味がある。
私たちの沢山の祈りが、少しでも多くの人の助けになりますように。