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故郷の味に思う
- 2023/01/29(日) 21:43:27
修道院に集うシスターたちの故郷は様々。
大阪が本部とはいえ、関西出身のシスターが多いわけでも無い。
私自身は関東人。
そして誰かの帰省土産や家族や親戚からの差し入れなどで、
各地の名産品が届き、初めて口にする食べ物も多々あった。
長崎出身のシスターが居れば、
長崎の信者家庭でお祝いの時に作るという膨れ饅頭や、
かんころ餅(サツマイモを混ぜ込んだ餅)をいただくことがある。
東北出身のシスターの地元からサクランボが届いたこともあった。
このたびはベトナム人のシスターが地元のお正月に合わせて帰省したので、
珍しいドライフルーツや、ベトナムのお菓子、食材などをたくさん持ち帰ってくれた。
各地の名産を口にできる幸せ。
この幸せを味わえる平和と、自分自身の健康には感謝しかない。
災害や戦争で通常の食事さえままならない方がいらっしゃり、
病気や高齢で食べ物に制限のある方がいらっしゃるのだから。
訃報つづき・・・
- 2023/01/22(日) 18:30:02
今年は年の初めから訃報が多かった。
昨年末のベネディクト16世前教皇さまにはじまり、
知人や親戚の訃報を次々と聞いた。
しかも40代から60代という働き盛りの人の訃報も相次いだ。
死なない人はいないのだが、自分に近い年齢の人の訃報を聞くと、
自分自身の身の振り方も考えさせられる。
今死んだら色々な人に迷惑をかけるなあ、とか、
死んだあとはどうなるのか、とか・・・。
本当のところは死んでみなければわからないから、
心配しても仕方ないのだが、
こんな絵本がある。
このあとどうしちゃおう
主人公は小学生くらいの男の子。
大好きなおじいちゃんが亡くなったあと、
そのおじいちゃんが隠し持っていたノートを見つける。
そこにはおじいちゃんの「死後の希望や夢」が
たくさん書いてあった。
死んだらこんなものに生まれ変わりたい。
こんな天国に行って、こんな神様に会いたい。
死んだあとはこんな記念品を作って欲しいなどなど。
楽しそうに綴られている。
本当のところは死んでみなければわからないし、
生きている人に伝えることもできないけれど、
亡くなった方々のことを思うと、
そこが楽しくて明るい所であってほしいと思う。
- 天国
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