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虫の音
- 2022/08/27(土) 09:14:21
日中はまだセミが元気に鳴いているものの、
夕方は涼し気な虫の音が聞こえるようになった。
虫の音・・・と言うのは、どれが何の音か分からないから。
毎週、金曜日に私たちは聖体礼拝をする。
祭壇の上にご聖体を安置し、
沈黙のうちにご聖体のイエスと向き合う。
沈黙だから普段は意識しないような音も聞こえてくる。
昨夜は虫の音の洪水に囲まれた。
注意して聴くと様々な音がある。
何種類もの数知れぬ虫の音。
ふと思った。
その一匹、一匹に命がある。
皆、創造主からいただいた命を一生懸命に生きているのだ。
来月は「すべてのいのちを守るための月間」
私たちはたくさんの命に囲まれ、支えられて生きている。
私たちの口にする食べ物は、皆、動物や植物の命で出来ている。
樹木の命が家や家具の材料になる。
すぐには思いつかないけれど、
私たちは他にも様々な命に守られているのではないだろうか。
以前、こんな言葉を目にした。
「実は地球も生き物なのではないだろうか。
もしかしたら意志や感情を持っているのかもしれない」
考えてみたら地球は壮大な命の集合体ともいえる。
一つひとつの命に心を留め、
感謝と敬意を払うことは地球の未来のためにも大切な気がする。
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平和を作り出す人は幸い
- 2022/08/12(金) 21:40:39
今年も平和旬間がやってきた。
日本では8月になると原爆記念日や終戦記念日があるので、
関連行事が開催され、戦争や平和をテーマにした作品を目にする機会が増える。
毎年の恒例行事のようでもあるが、
半世紀ほど生きてきて、今年ほど平和の有難さ、大切さを考えた年は無い。
私の母校はプロテスタント系のミッションスクールで、
学園聖句というものがあった。
マタイによる福音書5章9節。
「平和を作り出す人は幸いである。彼らは神の子と呼ばれるであろう。」
思えば我が母校には、第二次世界大戦について学ぶ時間がかなり多かった気がする。
・・・が、どうすれば戦争を防ぐことが出来るのか。
平和はどうやったら作り出せるのか・・・について考えた記憶が無い。
私がぼんやりしていたのかもしれない。
戦争・・・というほどの大きなものでなくても、
私達の周りには意見の食い違いや、ちょっとした諍いは存在する。
問題はそこから何を学び、何を生み出し、どのように収めるのか。
足りない頭で考えているうちに、この曲を思い出した。
ジョン・レノンの「イマジン」
日本語の訳詞つき。美声の日本女性によるカヴァーをご紹介。
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