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労働者聖ヨゼフの記念日
- 2022/04/30(土) 22:01:31
5月1日は労働者聖ヨゼフの記念日。
今年は日曜日と重なったので、
教会の典礼からは消えているけれど、
我が家のお祝い日には違いない。
大工として地道に働き、
一家を支えた聖ヨゼフ。
聖書には聖ヨゼフのセリフは一つも無い。
「聖書一無口な男」である。
とはいえ行動力、決断力はすごい。
常識的に考えれば自分を裏切った(としか思えない)婚約者を
胎内の子どもともども受入れる懐の深さ。
当時の習慣からすれば
「結婚前に妊娠させた掟破り」と思われるか、
「自分を裏切った女性と結婚するお人好し」と言われるか・・・。
どちらにしてもあまり名誉な言われ方はしないだろうから
相当な覚悟が必要だったと思う。
さらにヘロデの魔手が迫る前にエジプトに逃げる行動力。
天使のお告げがあったから・・・と言っても、
女子ども(しかも乳児)を連れて未知の国へ行くには体力も知恵も求められる。
聖書一無口なヨゼフは聖書一頼りになる人物ではなかろうか。
以前、こんなことを言った友人がいる。
「一番女性にもてそうな聖人は聖ヨゼフ」
納得である。
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復活の主日
- 2022/04/16(土) 22:00:00
御復活おめでとうございます。
戦争、感染症、自然災害・・・。
今、私たちの世界は大きな苦しみに覆われています。
とても「おめでとう」とは言い辛い状況ですが、
それでも苦難の後には復活があると、
朝の来ない夜は無いと、
よみがえられたイエスがお示しくださいますように。
一日も早く、この悲しみから解放されますように。
- 祈
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聖木曜日
- 2022/04/14(木) 21:13:59
本日、聖木曜日。
最後の晩餐を記念する日。
最後の晩餐を黙想すると思い出す曲がある。
ロックオペラ「ジーザスクライストスーパースター」
の「The Last Supper」
わたしが中学生くらいの頃か、
母が知人から貰って来たレコードの中に
「ジーザスクライストスーパースター」があった。
知らない洋楽のレコードばかりで、母も訳が分からず
ジャケットを見て適当に貰って来たらしい。
英語だったので聞いても歌詞はさっぱり。
その上わたしはロックよりもクラシックの方が好きな変わり者だった。
にもかかわらず「The Last Supper」の終わりの方、
静かに響く弟子たちの合唱のメロディには何故か心惹かれた。
何故、師であるイエスがこのような食事を望んだのか、
その場では弟子たちは理解していなかった。
けれどもその死と復活を通して
その食事の深い意味を悟ったのだろう。
だから2000年後の私たちも、その食事を追体験し続ける。
ミサの中でパンを食べ、ぶどう酒を飲むたびにイエスを思い出す。
わたしたちのために自らを生贄として捧げて下さったその想いを。
- 祈
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