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ドクダミ
- 2021/06/30(水) 20:28:43
今年はいい意味でドクダミが気になった。
濃い緑の葉に囲まれて点々と咲く白いドクダミの花たちが、
とても清楚で、小さな十字架のように見えたのだった。
そしてドクダミを活用する情報も増えた。
友人が貸してくれた雑誌にはドクダミの花や葉を使った
虫よけやお茶、化粧水などが紹介されている。
もう花の季節も終わりに近づいているが、
花の咲く時期が特に薬効があるらしい。
以前、ベトナム人の志願者の1人が、
肌のためにと生のドクダミの葉を食べていたことを思い出す。
試しに私も食べてみたが、なにしろあの香り。
そして変な酸味もあって、二度と食べようとは思わなかった。
今思えば、他の食材と合せたり、調味料を工夫したらよかったのかもしれない。
今年は花を摘んでアルコールに漬けてみている。
充分に浸かったら虫よけスプレーを作ろうと思う。
身近にたくさんある雑草が色々な役に立つのだからうれしい限り。
ヨゼフ様に呼ばれた!?
- 2021/06/19(土) 13:30:30
食卓で聞いた老シスターの召命の物語が、大変面白かった。
仮にシスターOとしておく。
シスターOはまだ20代の頃、職場の友人に
「良い所に連れて行ってあげる」と教会に連れていかれたのだそう。
キリスト教とは縁の無かったシスターOにとって、
初めて訪れる教会はとても美しく、
壁に飾られたマリア像を見て
「なんてきれいな人だろう」と感動したとか。
教会に連れて行ってくれた友人は次に、
「今度はマリア様みたいな人の所に連れて行ってあげる」と。
着いた所は修道院で、そこのシスターYとも親しくなり
それからしばらくは熱心に教会や修道院を訪問するように・・・。
・・・が、
やがて情熱が冷めて教会にも修道院にも行かなくなったある時、
別の友人から
「しばらく顔を見せないからシスターYが心配していますよ。」と言われて、
久しぶりに修道院を訪問してみたところ、
皆が口々に
「来た、来た」と言う。
何が来たのかと思っていると、
その時は聖ヨゼフの祭日前で、ノベナを捧げており、
「次に訪問する人は私たちの会の志願者になる」と決めて
聖ヨゼフに取り次ぎを祈っていたそうで、
そこにやって来たのがシスターOだったのだと。
その時のシスターOはまだ未信者で、聖人たちのことも知らなかったけれど、
ヨゼフ様というのは、お祈りを聞いてくれて、
皆に大切に思われている立派な方なのだと思い、
洗礼の時には「マリア・ヨゼフ」という名前を頂いたのだとか。
こうして先輩シスターズの熱い祈りと聖ヨゼフの取り次ぎによって
修道女となったシスターOは、今や90代。
いつも明るく前向きで、優しいシスターは、
困難のうちにある方々のため、また後輩たちのために祈る人となっている。
ちなみにシスターOを教会に連れて行ってくれた友人は未信者だったそうで、
その後何十年も経ってから受洗したというから、神様の計画は不思議だと思う。
- 召命
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ご聖体の祭日
- 2021/06/06(日) 11:34:03
今日はご聖体の祭日。
本当なら今日、箕面教会で初聖体があるはずだった。
そのための準備を頼まれてから約二か月。
さっぱり収束しないコロナ禍のため、
教会での公開ミサが中止になり、
初聖体のための勉強も予定より遅れ、今に至る。
初聖体を受ける子は一人。
それでもその一人をイエス様は待っていて下さる。
いつの日か、ご聖体に養われたその子が、
キリストの体の一部分として、周りの人を幸せにすることが出来るよう
ひっそりと祈る。
- 祈
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