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聖週間

  • 2021/03/29(月) 08:59:28

箕面の山は桜が満開になった。
修道院の前の道も、敷地内も。
今年は修道院の玄関にまで満開の桜の枝が生けられた。

イエス様と桜

桜の向こうには御心のイエス様が佇んでいらっしゃる。
今週は聖週間。
受難の道程の向こうに復活の栄光が待っている。

年度末、年度初めと多忙な日が続く今週。
多岐に渡る業務の向こうには、
達成感と自らの成長が待っていることだろう。
冬を越えて満開になった桜の木のように。

誓願式

  • 2021/03/14(日) 22:31:26

昨日、2人の姉妹の初誓願、3人の姉妹の終生誓願式が行われた。
コロナ禍の中、密を避けるため、参列者は役割のある姉妹のみ。
参列できない関係者はオンラインで視聴ということになった。
来客無しは昨年も同様だったが、今年はさらに厳しい。

一方でオンライン配信が出来るようになったのは進歩ともいえる。
今まで遠方の支部の姉妹は後で写真を見るくらいしかなかったのに、
今は地球の裏側からもリアルタイムで見ることが出来るのだから。

どんな状況であれ、誓願の価値に変わりはない。
無事、誓願を宣立した5人の顔は皆、美しく輝いていた。

誓願式2021

今年は本会の保護者、聖ヨゼフの年。
ヨゼフ年のヨゼフ月、
新たに歩みはじめた5人に幸あれ・・・!

ヨセフ年

  • 2021/03/12(金) 20:59:30

昨年12月8日から「ヨセフ年」が静かにはじまった。
我が家はヨゼフ会なのに、不覚にも私がそのことを知ったのは12月の終わり頃。
コロナ禍の中、ひっそりといつの間にか始まっていたのである。
ヨゼフらしいといえばヨゼフらしい。

私たちの会章は、聖ヨゼフを表す百合の花の上にマリアの頭文字のM。
さらにその上にキリストを表す十字架とカリスとホスチアがある。
つまりヨゼフは一番下の土台で、表面には出ない。
聖家族を支える縁の下の力持ちなのだ。

私が聖ヨゼフの存在を意識したのは中学生の頃だったと思う。
実家の近くの(ヨゼフ会ではない)修道院に立派なヨゼフ像があった。
片手に幼児イエス、片手に百合の花を抱えた男性を見て、
「マリア様じゃない人(しかも男性)がイエス様を抱いている」と驚いたものだ。
それまでも聖書の話を聞く機会は十二分にあったのだから、
ヨゼフの名前を知らないわけではなかったが、
大きなヨゼフ像を見て、すごく大切に思われている人なのだと感じたのである。

ヨセフ年にちなんで某カトリック雑誌に本会の紹介記事を依頼された。
もう発売されている頃である。
我が家に届くのが待ち遠しい。