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ヒヤシンス

  • 2021/01/31(日) 09:58:46

昨年の今頃、もうすぐ花が咲きそうなヒヤシンスの鉢植えをいただいた。
花が終わった後、球根を掘り出して網に入れ、
ベランダで乾かしていた。(ネットで得た知識)
・・・が、そのうちに網の中の球根は景色の一部になってしまい、
何のためにそこにあるのか忘れてしまったのである。
今月に入ってふとその存在を思い出し、網から取り出してびっくり。
なんと球根たちは健気にも小さな緑の若芽を育んでいたのである。
すっかり忘れて何の世話もしていなかったのだから、
人間や動物の子だったら死んでいるところだ。
冷や汗とともに、植物のたくましさに救われる思いがした。
土に戻し、毎日水をやりはじめて2週間くらいになるか。
球根たちの若芽は、日々背丈を伸ばしている。
花が咲くのは昨年より遅くなるだろうが、
また美しく香り高い花を見せてもらいたい。

ヒヤシンスの芽

環境変化

  • 2021/01/17(日) 10:41:56

職場で
「面白いものを貰ったからシスターにあげる」と
こんなものを頂いた。

アルコールスプレー

上のふたの中は水性ペン(細字・黒)、下はアルコールスプレーになっている。
しかもアルコールの方は空になったら詰め替えも出来そうだ。
業者の方から新年のあいさつに頂いたらしい。
お年賀で消毒用アルコールが配布される世の中になったのか・・・と、
世の中の動きの速さに感心してしまう。

一年前、今のような状況は全く想像できなかった。
それから状況がどんどん変化して、
マスクや消毒剤など色々なものが品薄になった。
・・・と思っていたら、今はあらゆる材資、色柄のマスクが登場し、
消毒剤も豊富に入手できる。

こんなに短時間で世の中が変化したことは生まれて初めてだ。
恐らく将来歴史の教科書に載るような時代を、
私たちは生きていると思う。

新年の抱負?

  • 2021/01/09(土) 12:00:50

ラジオを聞いていたら、
出演者の方が昨年の目標が達成できたかどうか検証されていた。
三つのうち二つは達成できたそう。

うーん・・・
考えてみたら一年の初めに目標を立てるって、
長いことやっていないかもしれない。
修道院の中では毎年、その年度の計画を立てて努力するのだけれど、
個人ではなかったなあと。

とはいえ、私の部屋にはひとつ
格言的な言葉が掲げてある。
三年ほど前、あるキリスト教系の雑誌で読んだ
某プロテスタント系神学校の責任者さんの言葉。

「いつでも今までの自分を捨てられる」

こういう心構えでないと、神と人とに仕えることはできない・・・
とその方はおっしゃっていた。

自分の願望やこだわり、様々なものが消されそうになるとき、
今まで積み上げてきた努力が報われないことになったとき、
生活が180度変わることを強いられたときも、
今、神が望まれていることを受け入れる・・・
それが、神と人とに仕えるものの道なのだろう。

これはとても一年で達成できるような目標ではない。
一種の人生訓である。
たびたび忘れてしまうけれど、この言葉を忘れないように。
部屋の壁に掲げてみたのだった。

思えば、洗礼の日から私の守護聖人になって下さった(と思う)聖パウロは
「今までの自分を捨て」てキリストの使徒となった。
今月、25日は聖パウロの回心の祝日。

どうぞ、これからもよろしくお願いします。

新しい年の訪れに

  • 2021/01/01(金) 00:00:00

全世界が新型コロナウィルスの脅威に苦しんだ2020年。
新しい年は、全世界がこの苦しみから解放され、
ともに喜べますように。

特に、寒空の下で困難な生活をされている方々、
隔離病棟で寂しい思いをされている方々、
病者のために過酷な戦いを続けていらっしゃる全世界の医療者の方々に、
神様が大きな報いと平安をお与えくださいますように。

神の母、聖マリアの取り次ぎによってお祈りいたします。

聖母子と鳩