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紅葉と黄葉

  • 2020/11/28(土) 22:41:31

今年の秋、特に目に付くのは紅葉。
いつにも増して美しく感じる。
修道院の前にはナンキンハゼの木があって、
これが緑~黄~赤と変化していく。
一本の木の中に様々な色の葉が混在していて、
そのグラデーションがたまらない。

ナンキンハゼ

一方、駐車場にあるイチョウは鮮やかな黄色に染まっている。
イチョウには幼い日の思い出がある。
小さい頃に住んでいた家には、玄関の前にイチョウの木があった。
小さな敷地いっぱいに葉が落ちて、
地面が黄色い絨毯のようになっているのがうれしくて、
その中に座っていたとき父が帰ってきた。
イチョウの絨毯に座り込む私を見た父は、
「可愛いものを見る喜び」に溢れていた。

私たちの天の父もすべての被造物を
「可愛いものを見る」目で見られているのではないだろうか。
一枚、一枚色や大きさの違う木の葉。
一人一人、違う個性を持つ私たち。
天の父の作品は皆、美しいのだから。

必ず天国に・・・

  • 2020/11/15(日) 13:34:31

先日、また一人、大切な姉妹(シスター)をお見送りした。
今日まで私の周りから多くの友人、知人、家族が天国に行った。
身近で見送ることが出来た人も居れば、
かなり時間が経ってからそのことを知った人も居る。

このたびは幸いなことに身近で見送ることができた。
旅立ちの前夜もベッドの傍らで手を握っていた。
時折、苦しそうに叫んだり、手を動かしたりするので
「もう私の手を放して天国に行きたいのだろうか」
「それとも本当はまだお別れしたくないのかもしれない」などなど
色々なことを考えてしまった。

意識の無いシスターにどんな声掛けをしていいのか分からない。
そんな中で口をついて出た言葉は

「シスターは絶対に天国に行かれますから、大丈夫ですよ」

何の根拠もない。
死後のことは経験者に聞いたわけでも無いし、
もちろん自分自身も見たことは無い。
我ながら無責任だと思ったが、確信があったのだ。

既に亡くなったシスターのご両親やたくさんのシスターたち、
そして聖母マリアや守護の聖人、
さらに今、元気に生きている私たちが
皆、このシスターのために祈っているのだから大丈夫だと。

ベッドサイドに居たある高齢のシスターは昔の言葉で聖母に祈った。
「めでたし聖寵満ちみてるマリア・・・
・・・今も臨終のときも祈り給え・・・」

紅葉の美しい秋の日。
90年以上の時を信仰のうちに生きたシスターは
天国へと帰っていった。

紅葉

修道会の紹介動画が出来ました。

  • 2020/11/01(日) 22:32:50

本部修道院や誓願式、使徒職の様子などを紹介する動画を作りました。