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創立者のことば

  • 2019/08/04(日) 10:35:36

今年も8月がやってきた。
この時期は戦争について考える行事や番組が多いが、
私たちの会は「終戦記念日」が「創立記念日」でもある。
それはその日に修道会としての認可を受けたからだが、
考えてみたら戦争が無ければ、私たちの会は無かったかもしれない。
戦後、心のよりどころを求めて多くの人が教会を訪れた。
そんな中で猫の手も借りたいほどの司祭たちの助け手として
私たちの会が生まれたのだから。

さて、今日は聖ヴィアンネ司祭のお祝い日。
教区司祭の守護者である聖ヴィアンネは、
私たちが特別に祈りを捧げる聖人でもある。
この方のエピソードで私が特に心惹かれるのは、
決して学業面で優秀では無かったというところ。
福者中浦ジュリアンもそうだが、
いわゆる優秀な人ではなかったけれど
司祭として誠実に使命を全うした人に憧れる。

私たちの創立者のことばに
「仕事は何もできなくてもいいから、良い修道者になってほしい」
というものがある。
私はこのことばが好きだ。
これは裏を返せば
「仕事ができても良い修道者とは限らない」ということ。
ではどんな修道者が「良い」のだろうか。
聖ヴィアンネや福者中浦ジュリアンのことを思う時、
「謙虚で誠実で人々のために自分を捨てられる信仰の人」
という人物像が浮かんでくる。
自分ではなくイエス御自身が働いてくださるような霊的生活を
送ってこそ、良い司祭、良い修道者になれるように思う。

「仕事は何もできなくても良いから、良い修道者になってほしい」