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召命の不思議
- 2019/01/26(土) 16:03:40
昨日は「パウロの回心の祝日」
考えてみると不思議な召命の記念日だ。
パウロはキリスト教徒を迫害に行くところだったのに、
迫害するはずのキリストに捉えられて使徒となった。
ミイラ取りがミイラになる・・・というのは、こういうことか???
先日、長らく独身だった友人が結婚した。
彼女もまた「召命って不思議」だという。
修道召命の感じでもなく、
ずっと独りかと思っていたのに・・・と。
神様の計画というのは私たちの予想を超えている。
ときにびっくりさせられるけれど、
最終的にその人の人生のベストな状態へと導かれるように思う。
パウロはこの後、困難に満ちた波乱の生涯を送るが、
多くの実りを得、それが今の私たちの信仰へと受け継がれている。
殉教で終わった彼の生涯を称えることはあっても、
気の毒に思う人には会ったことが無い。
遅まきながら、喜びに輝く友人の花嫁姿に、
生涯の幸福を心から祈る。
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眠れぬ夜のロザリオ
- 2019/01/11(金) 20:55:45
私は寝付きが悪い。
おまけに夜中にたびたび目が覚めたり、
そのまま眠れなくなったりすることもある。
修練者だった頃「寝付きが悪いんです」と言ったところ、
当時の修練長に
「ロザリオでもしてたらすぐに眠くなるわよ」と言われた。
確かに短い祈りを延々と繰り返していたら眠くなりそうではある。
でも何だか不謹慎な気がしてやってみたことはない。
子どもの頃、私はとても怖がりだった。
小学生だったある時、夜中に目が覚めて眠れなくなり、
何故か「死後の世界」のことを思った。
死んだらどうなるのだろう・・・考え始めたら、もう怖くてたまらない。
親も妹もぐっすり眠っているし、自分一人暗闇の中。
悩んだ末、助けを求めたのは手持ちの十字架やロザリオである。
当時は信者では無かったし、ここで「主の祈り」や「アヴェマリア」を唱えるわけでもない。
日曜学校で貰った十字架のペンダントやロザリオをありったけとり出してただ握りしめたのである。
すると不思議なことに、すっと恐怖が消えた。
「死んだらどうなるのか」という謎はまったく解決していないのだが・・・。
朝になって母にその話をしたところ
「じゃあ、大人になったらそういう世界(キリスト教関係)の人になる?」というようなことを言われた。
あれからン十年。
まさに私は「そういう世界の人」になった。
怖がりも卒業した。
子どもの頃は近くにあるだけでも怖かったホラー漫画も読めるようになったし、
霊感もほとんどない(ゼロではないらしい)ことが分かったので、暗い所も平気になった。
数日前、久しぶりに夜中に怪しげな気配を感じて怖くなったので、
はるか昔のロザリオ頼みを思い出した。
起きあがりたくないので、ロザリオを取りには行くのはやめて、
ただアヴェマリアの祈りを指折り数えて唱えることにした。
子どもの時とは逆である。
何回くらい唱えたのか、私はいつの間にか眠っていた。
眠れぬ夜はロザリオ頼み。
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神の母聖マリアの祭日
- 2019/01/01(火) 00:00:00
新しい年がはじまりました。
皆様にとって恵み多い一年となりますように。
聖母マリアのとりつぎによってお祈りいたします。
- 祈
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