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量が変われば・・・
- 2017/01/15(日) 10:16:50
昨日から日本は大寒波。
ここ箕面も、昨日の日中までは晴れていたのに
今朝起きたら外は銀世界。
こんな時、ベトナム人のシスター達は
「ロマンチック」と喜ぶ。
雪が珍しいから。
歌に出てくる雪は大抵美しい。
詩編には
「 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。 」
というフレーズもある。
雪が積もれば世界は静けさに包まれる。
清らかで静寂な世界。
大学生の頃
「量が変わると質も変わる」という言葉を聞いたことがある。
ゼミで「砂の女」という小説を読んでいた時だった。
それは日々、砂と戦わなければならないような場所の話。
たった一粒の砂は何の力も無い。
砂場のレベルなら子どもが遊べる。
でも砂漠のど真ん中に行けば、砂嵐や砂に埋もれる危険もある。
雪も同じ。
適量(?)なら、ただ美しいと言っていられるが、
あまりの豪雪や吹雪になれば、
事故も起きるし、建物や交通に害も及ぶ。
物語に出てくる雪女は美しいけれど恐ろしい。
どうか全ての人を雪や寒さの危険からお守りください。
雪の中でも健気に咲く紅梅↓
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