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御命日
- 2016/02/23(火) 17:39:43
本日、パウロ田口芳五郎枢機卿の御命日。
私は会ったことが無いけれど、
本会の創立者で、かつての大阪教区長。
毎年、御命日の頃にはお墓参りをするのが、
総本部修道院のしきたりらしい。
昨年は修練院と合同でにぎやかに出かけたけれど、
今年は予定がうまく合わず、
昨日、大先輩と二人で出かけて、がんばってきた。
なぜがんばるかというと、
甲山には創立者の他に、本会の姉妹五名のお墓があり、
(初めの頃に亡くなった方々。
ほとんどの姉妹は我が家の裏山の納骨堂にいらっしゃる)
さらに大阪教区の司祭方のお墓が三十基ちょっとある。
創立者のお墓だけきれいにすれば良いというわけには行かないので、
大量の花(造花だけど)を持参し、司祭方のお墓にも手向けて回った。
全てのお墓を磨くことは出来なかったけれど、
生前お世話になった神父様にも挨拶出来て、めでたしめでたし。
Sr.ぱうろ
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おひなさま
- 2016/02/18(木) 21:19:38
灰の水曜日
- 2016/02/10(水) 17:10:07
今日から四旬節
四旬節といえば十字架の道行。
我が家の裏山iにも道行がありますが、
長年の風雪にさらされて、すっかり汚れてしまいました。
でもこのたび、プロのお手入れのお陰で、
苔むして訳が分からなくなっていた留もこのように蘇りました。
第四留 イエス、マリアに出会う
↓
寒空の下だけど、今年はがんばって野外の道行にチャレンジ!?
Sr.ぱうろ
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茶室の教え
- 2016/02/04(木) 21:25:24
このたびユスト高山右近の列福が正式に発表された。
高山右近といえば、茶人としても名高い。
千利休の七哲と呼ばれる高弟の一人。
私は大学時代から修道会に入会するまで、
かなり長い期間、裏千家の茶道を習っていた。
今は茶室に座る機会がほとんど無いけれど、
高山右近が囁いているのかどうか、
この頃、茶室で教えられたことがよく思い出される。
その中に
「軽い道具は重いもののように、重い道具は軽いもののように扱いなさい」
というものがあった。
つまり茶せんとか茶杓とかは重々しく、
茶釜や水差しは軽々と持ち運ぶということ。
今思うと、それは単に道具のことだけでは無かったのだと思う。
簡単なことを慎重に丁寧に行い、
難しいことをいとも軽々とやって見せることが茶人の生き様では無かったか。
小さなこともおろそかにせず、大変な時に不満も苦悩も感じさせない。
なんと美しい、なんと粋な生き方であろうか。
高山右近の生涯を紹介するDVDの中で、こんなような言葉が紹介されていた。
「右近殿にとって地位や身分を捨てることは、大したことではないように見えます」
大したことではないように見えた・・・。
実際は大したことだったであろう。
しかし困難を困難と思わせないところが、
信仰者であり茶人である右近の偉大さなのだと思う。
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