大いなる沈黙へ

  • 2014/07/29(火) 21:25:55

上京の機会があったので、岩波ホールへ映画「大いなる沈黙へ」を見に行った。
http://www.ooinaru-chinmoku.jp/
山深い所に立つ観想修道院の日々を写した映画で、
ナレーションもBGMも無し。
ただただ修道士たちの生活が映し出される。

徹底した祈りと沈黙、清貧の日々。
時折、聖書の言葉が映される。
そして修道士たちの祈りの歌。
実は、解説も音楽も盛り上がりも無い映画を三時間近くも見ていられるのか心配だった。
しかし、時間がたつのも分からないほどの静寂に包まれ、
最終的にはこの時間がまだまだ続いて欲しいとさえ思えたのである。
あまりにも静かだったので、終了後はあらゆる音が気になってしまうほどだった。
私たちはこんなにも余計なものや雑音に囲まれているのかと・・・。

映画の中でただ一人、年老いた盲目の修道士が語りかける。

「私は盲目になったことを神に感謝する。
すべては私の魂をよくするためだったから。
神は限りなく愛である方。
死はその方に近づくことだから決して恐ろしくはない。」

この通りの台詞では無かったかもしれないが、
このような内容の話だった。
雪深い山の中でのシンプルな生活。
そこには多くの現代人が失くしてしまった安らぎがある。



Sr.ぱうろ

一日黙想会のお知らせ (7月)

  • 2014/07/19(土) 20:20:32

修道院で静かな祈りのひとときを過ごしてみませんか。

◆日時・場所  7月26日(土)10:00~15:00
          大阪聖ヨゼフ宣教修道女会 園田修道院 聖家族共同体(尼崎)

◆対象:修道生活に興味をお持ちの未婚女性

◆参加費:500円

◆お申込み・お問合せ:聖家族共同体 Sr.杉山 ☎:06-6491-7159

申し込み締め切りは、開催日の一週間前です。

いのちのスープ

  • 2014/07/12(土) 15:38:21

今日は修道院で辰巳芳子さんのドキュメンタリー映画
「天のしずく 辰巳芳子 いのちのスープ」を見た。
料理研究家で作家の辰巳さんがスープにこだわるのは、
亡くなったお父様が病気になった時、
嚥下障害があっても食べられる料理だったからだという。

映画の中には素材の良さを活かし、
丁寧に心をこめて調理されたスープが次々と登場する。
たくさんの人が辰巳さんのもとでスープ作りを習い、
ホスピスや被災地などに温かくておいしいスープを運んでゆく。

映画の中には美しい自然の風景や農作物、
辰巳家の庭の木々なども映し出された。
辰巳さんの考えに賛同して有機野菜を提供する農家の方々、
日本の土を集めて作品にする芸術家。
一人の活動がたくさんの人を引き寄せ、
さらにたくさんの人を幸せにしてゆく。

ふと聖書のことばを思い出した。
「天の国はからしだねに似ている。
どんな種よりも小さいのに成長するとどの野菜よりも大きくなり、
空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」
(マタイ13章31~32節他)

あのスープ・・・おいしそうだったなあ。
いつか作ってみよう。



Sr.ぱうろ

祈りのリレー

  • 2014/07/09(水) 14:42:28

全国のシスターたちが皆でお祈りをすることになった。
私たちは毎月第一土曜日。
各週ごとに担当の修道会が祈りと断食を捧げる。
ヘリパッド問題と戦う沖縄県 高江の方々のため。

高江

豊かな自然のもと、のびのびと遊ぶ子供たち。
その美しい環境の中にオスプレイが発着するヘリパッドが造られる。
普通の人のささやかな生活が危険にさらされる現実。
この問題はとても私の拙い文では説明できないが、
先日、第一回目の祈りと断食を行った。

私たちは直接、抗議の座り込みに行くことは出来ないけれど、
全国のシスターたちが心を合わせて祈るのだから、
必ず道は開けると信じている。

高江村について詳しくはこちらをご覧ください。
http://takae.ti-da.net/
http://www.qab.co.jp/village-of-target/

・・・と言っている今、
沖縄地方はすさまじい台風の中。
沖縄のみならず日本各地で大変なことになっている。
祈るべき事柄は後を絶たない。

Sr.ぱうろ