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クリーンセンター
- 2013/01/31(木) 09:30:24
大先輩シスターのお伴で、箕面市のクリーンセンターに行った。
院内の粗大ごみ(壊れたトースターやプリンター、ストーブなど)を片づけるため。
クリーンセンターは山の上で、細いS字坂を上がって行かねばならない。
すごいなあ…こんな道を運転するなんて…と思いながら到着。
先輩シスターはそこのシステムや地理をよくご存知で、
迷わずごみ処理の場所へ。
到着すると係のおじさんがそれはそれは親切に誘導して下さった。
「はい、ハンドル戻して~。はい、いい感じです。
もう少し。大丈夫ですよぉ。歌も歌いましょうかぁ。
♪いーつくしみ深ーきぃ、とーもなるイエスはぁ!」
びっくりするやら笑うやら\(^▽^)/
まさかこんなところで讃美歌を聞くとは!
聞けばこのおじさん、合唱団に入っているそうで、
宗教音楽が大好きなのだそうだ。
言われてみれば誘導の声もやわらかで歌うようだった。
おかげでごみを捨てに行く作業が妙に楽しくなった。
Sr.ぱうろ
- 働
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雪
- 2013/01/28(月) 15:12:52
準備
- 2013/01/20(日) 14:35:35
少しずつ誓願式の準備が始まった。
式次第の編集、招待状の発送、着るものなど。
初誓願式では修練者の白いベールから黒いベールに交換するので、
新しい黒ベールを作る。
終生誓願式では指輪を頂くので、
新しい指輪を注文する。
会によっては亡くなったシスターのお下がりを譲り受けたり、
指輪は無かったりするらしいが、
我が家の場合はシンプルな金の指輪を発注する。
内側には「Ipsi sum desponsataというラテン語が彫られる。
指輪を注文に行く前の晩、
大先輩の指輪を借りて中の文字を確認した。
試しにはめてみたらピッタリだった。
修練者たちもキャーキャー言いながら、
代わる代わるはめてみていたが、
彼女たちには大き過ぎて親指でも入るくらいだったようだ。
(私たちの指輪は右手の薬指にする)
「その時が来たら、ちゃんと自分のサイズで作って貰えるからね。」
…なんて言いながら、
私の指はそんなに太いのかとショックを受けた。
翌日、宝飾店でサイズを確認したら、
私の指は20代の頃と比べて4サイズくらい太ってしまったことが判明。
悔しい…!
Sr.ぱうろ
異文化交流
- 2013/01/12(土) 15:20:23
今我が家に居る修練者は全員ベトナム人である。
そのため修練院では、
ベトナム語の主の祈りやアヴェマリアの祈りも唱える。
私もカタカナで振り仮名を振ったプリントを貰って
単語の意味もわからず唱えている。
ずっと修練院に居る大先輩などは、
それをネタに冗談も言えるほど覚えているらしい。
意味も発音もよく分かっていない状態で祈るのって、
子どもの頃以来だ。
当時は主の祈りもアヴェ・マリアも難しい言葉だったので、
日本語なのになんのことやらさっぱり分からず、
ただただ文字列を暗記していたものだ。
そういえば、ある友人がこんなことを言っていた。
クリスマスに歌う「もろびとこぞりて」のサビの部分、
「シュハキマセリ」はドイツ語だと思っていた・・・と。
ちなみに私の発音は初心者にしては良い方らしい。
いつの日か発音、意味ともにパーフェクトな
ベトナム語の祈りを唱えられる日は来るだろうか。
Sr.ぱうろ
修練院
- 2013/01/10(木) 16:05:09
終生誓願準備のため、3日前から修練院に来ている。
これから2ヶ月半は修練の日々。
修練院は姉妹といえども部外者立ち入り禁止なので、
6年ぶりに足を踏み入れた。
変わらないものもあれば変わったものもある。
「あっ!これ昔からあった」というものを見つけると感動する。
特に懐かしいのは料理の本。
修練院を卒業した後、
メモしておけばよかったと思うレシピがいくつかあったので、
はじめの2日は本探しに明け暮れた。
変わったのはメンバー。
ほとんど入れ替わっているし、
決定的に違うのは修練者の人数。
私の時は同期はもちろん、1年先輩も後輩も居なかったので、
2年間の修練中、ずっと1人だった。
今はベトナム人の修練者が3人もいる。
仲間が居るっていいなあと思うのは、
1人では気づかないことに気づいたり、
お互いに見ているから程よく緊張感があることだ。
悩みがあっても励ましあえる。
さらに彼女達は若いので何をするにも楽しそうなのだ。
今日は一緒にお花のおけいこや台所の大掃除をしたが、
楽しいし、仕事は早く片付く。
というわけで、しばらくは彼女達の若さをもらって、
修練に励む予定。
Sr.ぱうろ
さらに駅伝
- 2013/01/04(金) 08:12:01
復路もしっかりとテレビ観戦。
駅伝には長い歴史がある。
そしてこれからも続いて行く。(きっと)
今年の優勝校は日体大だったけれど、
新聞によると昨年は19位だったらしい。
見ていなかったので正確なことは分からないけれど、
最下位か、またはビリから2番目くらいか。
とにかく下から数えた方が早い順位であることは間違いない。
その悔しさから奮起して、生活面から見直し、
ついには30年ぶりの優勝という快挙にまで昇りつめたのだから何とも力づけられる。
惨敗や棄権の体験も未来の勝利につながり得ることを教えてくれた。
今回が駄目でも、前向きに努力や工夫を重ねて行けば、
いつか実を結ぶ日が来るのだと。
Sr.ぱうろ
駅伝を見ながら
- 2013/01/02(水) 16:42:38
久しぶりに院内で正月を迎えたので、
久しぶりに箱根駅伝を見た。
一昨年、小学校の先生に借りた小説を思い出した。
それは箱根駅伝を舞台にした物語で、
無名の大学の素人ばかりの10人が駅伝を目指す話だった。
(映画化もされている)
涙無しには読めない青春物語で、
読むと駅伝が見たくなる。
今日、4年ぶりに駅伝を見ていたら、
今度は小説の方を読みたくなった。
ゴール近くになると汗でタスキが重くなる。
下り坂を降り切った後の平地は上り坂のように感じる等、
テレビの画面からは分からないような描写もあり、
レースの展開にドキドキした。
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ところで今年の箱根駅伝では強風が選手たちを悩ませていた。
まさにこの小説のタイトルのように。
明日の復路はもう少し走りやすい気候であって欲しい。
駅伝の何が良いって一人じゃないことだ。
過去の記事にも書いたけれど、
(http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-215.html)
駅伝は人間の歴史に似ていると思う。
抜く時も抜かれる時もある。
大切なのは前の選手のタスキを受け取り、
次の選手に引き継ぐこと。
苦しくても自分の役割を全うしさえすれば、
後に続く人たちが盛り上げてくれるかもしれない。
または運、応援、これまでの練習や前走者の努力などが良い形で実り、
自分自身が盛り上げることもあり得る。
長いレースの間にはいくらでもチャンスがあるのだ。
明日の復路も楽しみ。
Sr.ぱうろ
- 読書
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THE修道院の正月
- 2013/01/01(火) 14:48:20
ここ3年間、年末年始は黙想に行っていたので、
年末年始の忙しさとは無縁だった。
今回は4年ぶりに院内で新年を迎えた。
院内に居ると大変に忙しい。
年末は新年の買い出しや料理の準備。
年が明けると年賀状の仕分け。
実は園田修道院本館で新年を迎えるのは初めてなので、
年賀状の仕分けも初めての体験だった。
敷地内には6つの共同体があり、
40人近いシスターが居る。
ついでに去年までここに居たシスター宛の年賀状などもあるから、
すごい量が届くのだ。
6人掛かりで分けたのだが、ややこしいことこの上ない。
この手の作業は好きな方だが、
誰の分をどこに置いたかを探すだけでも大変だ。
ここだけでもこんなに大変なのだから、
郵便局の人はもっと大変だろうなあ…と、
今更のように感心&感謝の年明けとなった。
Sr.ぱうろ
神の母聖マリア
- 2013/01/01(火) 14:29:58
新年おめでとうございます。
本日は「神の母聖マリア」の祭日。
世界平和の日でもあります。
世界に真の平和が与えられますよう
聖母の取次によってお祈りいたします。
御来訪下さった皆さまの上にも、
聖母の御加護と平安がありますように。
- 祈
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