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もみじ祭り

  • 2012/11/26(月) 16:30:39

毎年11月23日は宝塚市売布(めふ)の御受難修道会で、
もみじ祭りが開催される。
もとはお金持ちの邸宅だったという広い庭が公開されるのだ。
バザーやコンサート、裏山にある十字架の道行ツアーなどで賑わう。
今年は生憎の空模様だったけれど、
紅葉の美しさは格別!!!

PB230671_convert_20121126160337.jpg

同じ木でも場所によって色づき方が違うし、
常緑樹とのコントラストも美しい。
例えばこの木。
常緑樹の幹に真赤な蔦が絡まっている。
まるでクリスマスのようだ。

蔦

美しいものの好きな老シスターが見れば
「神様は芸術家ねえ」と感動することだろう。

Sr.ぱうろ

川べり散歩

  • 2012/11/22(木) 21:49:23

足もだいぶ良くなってきたので、
運動不足を解消するべく近くの川べりを散歩した。
紅葉

すっかり晩秋のわびしさが漂っているものの、
ここは魚、亀、鳥などの生き物が結構居る。
初めに見つけたのは野良猫たち。
猫

川の水はそれなりに冷たいと思うけれど、
気持ち良さそうな水鳥。
水鳥

橋の上にも鳥が整列。
橋

街の中でも結構自然に触れられるものだ。

Sr.ぱうろ

韓国の聖母

  • 2012/11/16(金) 09:05:29

韓国の聖母

毎月15日は「日韓修道女の祈り」を捧げる。
この日、日本と韓国のシスターたちは皆で同じ祈りを捧げるのだ。
私たちの修道院ではその時にこの聖母像を飾る。
韓国の聖母像らしい。
ころんと丸くて私たちが普段見かける聖母像とはかなり違う。

以前、大学の講義で、韓国での体験を話された先生がいらした。
その先生がある教会を巡礼した時、
皆がある御像の前に殺到して祈り始めたという。
その像はごく平凡な顔の女性でベールを被っていた。
先生によると私(ぱうろ)にそっくりだったらしい。
だから誰か殉教したシスターでも居たのだろうと思い、
近くの人に「どなたですか」と尋ねたところ、
「マリア様です!」と叱られたそうだ。

先生はヨーロッパ的な美人の聖母像ではなく、
ごく平凡なお母さんの姿をした聖母像に、
感銘を受けたという。
その教会がどこの何という教会なのか忘れてしまったそうだけど、
自分にそっくりな聖母像があるなら是非見てみたい。

Sr.ぱうろ

反省

  • 2012/11/11(日) 08:35:12

失せモノ探しをした。
ただいま大阪で開催中のエルグレコ展の割引券。
せっかく貰ったのに置いたはずの場所に無い。

周辺をこれでもかと探した。
本の間、引き出しの中、パソコンの下…。

こうして一時間経過。

…無い…。

近日中に行く予定なのにどうしよう…。

もしかしたら風で廊下に飛ばされたかも…と思い、
他のシスターたちにも協力依頼をしたところ、
「貰った日に皆で勉強していた本の間は?」と言われ、
やっと発見した。

探している間に反省したことがある。

余計なモノ溜め過ぎ。

いろいろな資料や手紙や使い古しの封筒など、
もう見ないと思われるものや、
使う予定の無さそうなものが、
あれやこれやと取ってあり、
肝心のモノを取り出すのに障害となっているのだ。

近日中に身辺整理をしてすっきりしよう!
と心に誓う失せモノ探しだった。

ちなみに信仰厚いシスターたちは、
こんな時にパドヴァの聖アントニオの加護を祈る。
以前、竹やぶで行方不明になった鍬を
聖アントニオに祈って発見したシスターが居た。

Sr.ぱうろ

豊作

  • 2012/11/08(木) 17:01:33

干し柿
今年は院内の柿が豊作。
他にもあちこちから頂き物があったので、
甘い柿はデザートに、渋い柿は干し柿になった。

天気の良い日、
緑の庭を背景に行列する干し柿は、
目にも鮮やか。

Sr.ぱうろ

命日

  • 2012/11/07(水) 09:50:25

昨日、外科の待合室でぼんやりとテレビを眺めていたら、
故本田美奈子さんの命日だという話をしていた。
7年前の11月6日、天国に行った美奈子さんは、
今のところ、このブログに登場する唯一の芸能人。

アナウンサーが「亡くなった後にファンになった方もあって…」
と語っていたが、私もその一人だったりする。
生きていたら同い年。
本当に残念なこと…。

それにしても今は良い時代だ。
CDやDVDなどで亡くなった方の姿も見聞きすることが出来る。
美奈子さんの歌声も何度でも聞くことが出来る。

最近、しみじみ良い曲だなあ、
美奈子さんは上手だなあ…と思った曲。
   ↓


とても力強くて美しくて励まされる。

Sr.ぱうろ

聖ヨゼフ

  • 2012/11/06(火) 09:57:18

こちらはバザーの作品展に出した写真のひとつ。
聖ヨゼフ
箕面の本部修道院にある聖ヨゼフ像。
こんな色だけれど実は木製だそうで、
かなり歴史のあるものらしい。
かつては、シスターたちが、
足元に祈りを書き記した紙を押し込んで祈っていたとか。

Sr.ぱうろ

バザー

  • 2012/11/04(日) 16:35:06

素晴らしい天気に恵まれ、園田教会のバザーが終了。
とても盛況でシスターの店の売り上げも上々。
私もベトナム料理、コーヒー、コロッケなどを頂き、
シスター手編みの天使を購入し、
ビンゴゲームにも参加し、
あっという間に本日の予算を使い果たした。

天使

今日のお買いもの「手編みの天使」
すごーーく可愛らしい。


作品展には園田教会の信徒さんの写真や絵本、刺繍など。
百合学院小学校の校長神父様の写真も展示され、
なかなか見応えのあるコーナーだった。
(私も三枚の写真をひっそりと出品)

sr.ぱうろ

諸聖人の祭日

  • 2012/11/01(木) 09:54:59

今日は諸聖人の祭日。
特別なお祝いの日なので特別にミサがあった。
(諸事情により、いつもの木曜日はミサ無し)

神父様のお話から…
「今日は列聖されていない沢山の聖人を記念する日です。
例えば私の祖母は絶対に天国に行っています。
そういう聖人のために、またその聖人に取り次ぎを願って祈りましょう」

私の周りにも両親をはじめ、
恩人や友人や祖父母など、
既に亡くなった人がたくさん居る。
こんな時に必ず思い出すのは、
小さな子どもたちを残して帰天した友人のことだ。

病気の苦しみを捧げて日々祈っていたと…。
近しい方が教えて下さった。
彼女の帰天後、
それまで教会に反発していたご主人が洗礼を受けたという。
彼女は天国でもずっと家族のために祈っていたのに違いない。

気がつけば私たちは沢山の聖人たちに囲まれている。

菊

Sr.ぱうろ