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3.11
- 2012/03/12(月) 20:37:03
昨日は梅田のサクラファミリアで、
3.11追悼の祈りに参加した。
実際に被災地に出向いて、
現地の方と話した片柳神父さまのお話しを聴き、
地震発生時刻の14:46に黙祷。
黙祷中にふと思い出したのは、
昨年、一度だけ体験した地震のこと。
テレビのアナウンサーが
「安全な場所に避難して下さい。」
といったようなことを繰り返し伝えており、
老シスターは慌てて
「どこに逃げたらいいの」とか言いながら、
室内のあらゆる電気製品の電源を切ってしまった。
「シスター、テレビは消さないで下さい」
と言いながら、次にとるべき行動について思いめぐらした。
地震が来たら、まずドアや窓を開けて脱出口を確保し、
可能なら火の元を閉め、
机やベッドの下に入って揺れが収まるまで待つ。
…問題はその後。
老シスターじゃないけれど、
どこに逃げたらいいのだろう。
一応、避難場所とされている場所は知っているが、
そこは本当に安全なのだろうか。
それ以前に、そこまでたどり着けるのだろうか。
エレベーターは使えない。
高齢のシスターたちは階段を降りるだけでも大変だろう。
大地震に襲われたら、
私はとても生き残れそうにない。
テレビで聞いた、ある言葉が心にささった。
「明日の命はわからない」
本当に…。
今生きていることは奇跡かもしれない。
Sr.ぱうろ
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