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祝・御降誕
- 2011/12/25(日) 13:53:38
主の御降誕をお喜び申し上げます。
今日この時、家族や友人とクリスマスを祝っている人もあれば、
一人寂しく過ごしている人もおり、
三連休を楽しんでいる人もいれば、
クリスマスも仕事を休めない人があり、
病床でこの日を迎えた人や、
様々な悩みや苦難の中にいる人も居る。
地球上に住む、ありとあらゆる人々。
そのすべての人を照らす真の光として御子イエスは来られた。
Sr.ぱうろ
この温かな喜びと共に、明日から黙想に行ってきます。
皆様、どうぞ、良い新年をお迎えください。
- 祈
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サンタクロース
- 2011/12/23(金) 17:37:16
明日の晩はいよいよ御降誕。
今日はこんな楽しいものを発見した。
サンタを追跡
サンタクロースに関するニュース
梅田に買い物に行ったら、
サンタクロースやトナカイの服を着た人たちが、
10人くらいバイクで走りぬけて行った。
二週間前、小学校の学童保育でもクリスマス会があり、
低学年の担任をしている先生がサンタクロースになって下さった。
せっかくサンタクロースの服を着て、
それらしく演技をして下さっているのに、
子どもたちは
「M先生だ、M先生だーっ!」の大合唱。
うるさ過ぎてせっかくのサンタクロースメッセージがよく聞こえなかった。
しかし後日、こんな微笑ましい話を耳にした。
このクリスマス会に参加した一年生の一人が、
家に帰ってからお母さんにこう話したという。
「今日、ナザレトクラブ(学童保育のこと)にサンタクロースが来たよ。
サンタの正体はM先生だったよ。
きっと本物のサンタクロースは、
小人さんたちとプレゼントの用意をしているんだね。」
「トナカイはっ?」と突っ込まれて
「駐車場に置いて来たんじゃ」なんて上手に切り返すM先生サンタ。
プレゼント作りに忙しい本物のサンタさんに代わって、
来年もよろしくお願いします。
Sr.ぱうろ
苦難は忍耐を
- 2011/12/23(金) 17:18:15
「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を…」
このたび、まさにそういう事態が発生した。
日曜日の夜、突然パソコンがおかしくなった。
ウィルス対策ソフトが「脅威を削除しました」と告げた後、
謎のプログラムが次々と立ち上がった。
そして数々のファイルやプログラムが使用不可能に…。
翌日、幸運にもその筋の専門家が学校に来ていたので、
状況を相談したところ、
コンピューターウィルスの存在が明らかになった。
対策ソフトを入れていても感染することはあるそうだ。
様々な助言を頂いた結果、
ウィルスの型が特定できないのでリカバリーをすることにした。
これをすると私が入れたソフトやファイルの数々は全て消え、
買った時の状態に戻ってしまう。
また新たに必要なソフトをインストールしなければならないし、
メディアに保存していないファイルとはさようならだ。
何よりもこの作業にはすごく時間がかかる。
でもやらなければこのパソコンは使えない。
パソコンのメンテナンスは時として非常に時間がかかる。
忍耐が必要だ。
それに素人には初めての事態も時折現れる。
そのたびにサービスセンターに電話したり、
自分より詳しい人の助言を求めたりする。
そして少しずつ賢くなってゆく。
「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」
非常事態発生から5日目、
パソコンは復旧した。
パソコンも私もよくがんばった!
Sr.ぱうろ
自習課題
- 2011/12/17(土) 20:31:27
私が教会の評議会に出席する日は、
中高生とのお勉強は出来ない。
そんな時はどうするか…。
色々考えた末、自習課題を出すことにした。
勝手に決めた今年のテーマは
「パウロの手紙」と「初代教会」
キリスト信者としての心がまえを学んで欲しいと思って決めた。
そんなわけで初めての自習課題は
「ローマの信徒への手紙5章~8章を読んで、
心にとめておきたい言葉を見つけ、その言葉についてコメントする」
自分で課題にしておきながら何だが、
パウロの手紙は難しい。
結果、私にとってはコメント困難な提出物が並んだ。
たった三人分なのに、コメントを書くのに一週間かかった。
小学校という素敵な職場のおかげで、
先生方から可愛いスタンプを借り、
内容に応じて「大変よくできました」「見ました」などと押してみた。
ところで上記の課題。
誰も選ばなかったけど、私ならこの言葉を選ぶ。
「わたしたちは知っているのです、
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。」
(ローマ5.3~4)
苦しい経験を通して人間は強く、賢くなってゆく。
その時は辛くてたまらないが、後になって自分を支えてくれるのは、
苦しみを耐え忍んだ経験だ。
「あれに耐えられたんだから大丈夫」
「あの時に学んだことが今役に立っている」など。
「買ってでも苦労」する必要は無いと思う。
でも、我が教え子たちには「苦難」から逃げない子に育って欲しい。
いつも共にいて支えて下さる主を信頼して、
「苦難」に立ち向かえるようになって欲しい。
Sr.ぱうろ
- 祈
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聖劇
- 2011/12/14(水) 21:03:10
小学校のクリスマス祝会の目玉(?)は四年生の聖劇。
その練習を覗きに行った。
四年生全員が参加するので、
なんだかすごい豪華キャストに見える。
プロローグでは現代の家庭のクリスマスが描かれ、
お父さんが本当のクリスマスについて話すために
子供の聖書を取り出す。
場面が変わる合間には聖歌隊の歌と語りが入る。
2000年前の状況を語る人々と預言者たち。
羊飼いがずらっっと並んで眠っている所を、
天使の大群がぐるりと取り巻く。
時間の都合で三人の博士の場面までは見られなかったが、
熱意溢れる先生の演技指導が印象的だった。
「もっと大きな声でっ!」
「そこ、もっとお話しするように。」
「ヨゼフ様、マリア様を気遣って下さい。はい、良い感じです!」
皆…当日は女優になるんだよ!
遥かなる中学時代、学校でやったページェントが懐かしい。
私たちの所では登場人物は台詞を話さなかった。
朗読の係が聖書の降誕シーンを読むのに合わせて、
舞台の上で動作をすることになっていた。
私は羊飼いの一人で、天使たちを見て皆で腰を抜かした
…ことしか覚えていない。
↓待降節の讃美歌「久しく待ちにし」
(中高生の頃大好きだった。カトリック聖歌集には入っていないのが残念)
そして知らぬ人は居ないであろう「しずけきまよなか(きよしこの夜)」
Sr.ぱうろ
- 学校
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絆
- 2011/12/13(火) 20:57:58
2011年を表わす漢字は「絆」
やっぱりね…と思った。
震災後、あらゆる場所でこの言葉を聞いてきた。
園田教会のバザーのテーマも「絆」だった。
ところで…、
「絆」という言葉から私が一番に連想するものは誓願式だ。
誓願式では新しい姉妹を迎える先輩シスターズの代表が
「私たちはこの姉妹と特別な絆で結ばれることを望みます」
と言う。
私の初誓願式では憧れの大先輩がその役を担って下さり、
天にも昇る気持ちだった。
さらに式の最後、司教様の祝福の中にもこんな祈りがある。
「地上におけるキリストとあなたとのこの絆が、
天においても永遠に続きますように」
今年、私のテーマは
教会の中高生たちに「キリストの体」を語ることだった。
「私たちはキリストの体。一人ひとりはその部分」
キリストの体(御聖体)によって養われた私たちは、
一人ひとりがキリストの手となり足となって、
神の国の完成のために働く。
体の部分が個性豊かでそれぞれに違う役割があるように、
信徒一人一人もみんな違うけれど、
全員が一つの体に結ばれていて、
知らず知らずのうちに支え合っている。
一方、その体の一部である以上、私たちとキリストも、
切っても切れない絆で結ばれている。
キリストとの絆、そして信徒同士の絆、
私たちはこの絆に生かされているのだ。
Sr.ぱうろ
- 祈
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紅葉
- 2011/12/05(月) 21:28:42
枯れ葉舞い散る今日この頃。
美しく色づいた木の葉を見るのが楽しみになっている。
百合学院では銀杏や紅葉の鮮やかな色が青空に映えて美しい。
そして修道院の中では…。
お花見スポットがそのまま紅葉狩りスポットに…。
この前、こんな会話があった。
シスターH「キレイねえ…」
私(目の前の黄色い菊を見ながら)「そうですねえ」
シスターH「…桜が」
私はすぐ近くの足元を見ていたが、
シスターHは細い道を隔てた向こうに見える百合学院の桜の紅葉を見ていたのだ。
…負けた。
目先のことしか見ていない私と、
遥か彼方までも見通す神の眼差しに心を向ける大先輩…。
そんな気がした。
それ以来、天高く伸びる木々の紅葉を意識して眺めている。
いや、凡人の私は足元も見ないと危ない…!?
Sr.ぱうろ
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