- | HOME |
ぷちシスター
- 2011/10/26(水) 20:30:36
もうすぐLEE(Let’s Enjoy English)。
英語の学芸会のようなもので、学年ごとに劇や歌などを披露する。
毎年四年生はゴスペルソングで聖歌隊のような白いケープを着て歌い踊る。
その聖歌隊の中に二人だけシスターが居る。
このシスター、
すっごーーく可愛い!!!
なにしろ私より小さな体でクラシックなベールやら修道服やらを着ているのだ。
修道服がブカブカなのでベルトで絞めているのだが、
それでもやっぱりブカブカ。
今年は私がベールをつけてあげることになったので、
記念写真を撮らせて貰った。
今日はリハーサルだったので覗きに行ってみたら、
二人のシスターが元気いっぱいに飛び跳ねて踊りまわっていた。
後で廊下で会った時にぷちシスターの一人が目を輝かせて
「どうやった?」と尋ねて来た。
可愛いなあ…。
このまま修道院に連れ帰ってしまいたい!!!
しかし…
わずか数分の後に彼女らはいつもの百合っ子に戻ってしまった。
今度ぷちシスターに会えるのは土曜日の本番までお預け。
Sr.ぱうろ
- 学校
- | comment(0)
後継者!?
- 2011/10/14(金) 17:12:49
二年生のKちゃんとTちゃんは我が事務室がお気に入りらしい。
以下、彼女たちと私の会話。
「私、ここで働いてもいい?」
「先生になればいいのに」
「先生はつまらないよぉ」
「事務室って面白そう?」
「うん、子どもが入れないところに入れるもんっ!」
どうやら彼女らは事務室のカウンターの中に入ってみたいのだ。
「私、うんと若いうちからここで働くんだ」
「へえ・・・今は何歳?」
「もうすぐ8歳」
「・・・じゃあ、あと15年後くらいかなあ。」
15年後といえば、私も停年一歩前。
ちょうど良い後継者になりそうだ。
数日後、再びやって来た二人。
「事務室に入るにはベールを被らなきゃいけないの?」
「そんなことないよ。Nさんは普通の服を着ているでしょう」
「やったあ」
「シスターにもなったら?」
「シスターは嫌ぁ」
事務室の後継者にはなりたいが、
シスターの後継者にはならないらしい。
ちょっとがっかり。
Sr.ぱうろ
- 学校
- | comment(2)
サプライズ
- 2011/10/09(日) 09:37:02
昨日は百合学院幼稚園の運動会。
小学校の時は役目柄、
会場を見に行くことが出来なかったが、
こちらは仕事じゃないのでゆっくり観戦出来た。
幼稚園だから時々何をしたらいいのか分からなくなる子も居る。
だが小さな子の成長は早い。
年長ともなれば、しっかりお兄さんお姉さんぶりを発揮。
かけっこでゴールした子の世話やアナウンス、
お祈りや宣誓など、
自分が親だったらどんなに感激するかと思うほど、
よくがんばっていた。
ある子はリレーの途中で靴が脱げてしまったが、
そのまま裸足で走り続けてゴール。
ナイスファィトを見せてくれた。
ところで今年はカメラを持っていかなかったことを
大変に後悔している。
保護者リレーが始まる時のこと。
背後で
「寛平ちゃん、寛平ちゃん」という囁きが聞こえてきた。
なんとすぐ目の前に
間寛平さんが!!!
お孫さんが百合幼稚園の園児だそうで、
保護者のリレーに参加して下さったのだ。
走る前にはおじいちゃんとして簡単なコメントをして下さり、
持ちネタをちょろっと披露して下さり、
会場は大いに盛り上がった。
お孫さんがらみとはいえ
優しいなあ…!
若いお父さんたちがムキになって走るので、
成績の方はもう一つだったが場内の寛平ちゃんコールのすごいこと。
リレー後は他の保護者さんと同じように
参加賞のお茶を受け取って普通の保護者席に戻られた。
寛平さんの出しゃばらず、もったいぶらず、
温かな人柄が感じられる素晴らしいサプライズだった。
↑
入園前の子供たちのための参加賞(観戦記念に頂いた♪)
Sr.ぱうろ
- 学校
- | comment(0)
天国のロザリオ
- 2011/10/05(水) 20:00:36
修練院に居た時、ホスピスで働くシスターと一緒だった。
ホスピスではロザリオの需要が多いらしく、
私はそのシスターのリクエストで、
たびたび患者さんのためのロザリオを作ってきた。
ホスピスの患者さんは、私たちよりも天国に近い。
だから私の作ったロザリオは、
大抵、その患者さんの旅立ちのお伴をする。
修練者だった頃から、
一体何本のロザリオを提供したことか…。
私のロザリオが天国に行くたびに、
私の天国貯金も増えていくような気がする。
先に天国にいらした方々が、
私のロザリオで祈って下さる。
だから私も確実に天国に行かれると思われるのだ。
天国行きロザリオの材料は決まっている。
ブラジルから仕入れる木の実だ。
棺桶に入れるのでプラスチックや石などではなく、
木が良いのだそうだ。
この木の実は大粒でかさばるので、
作るのには気合いが要るが、
すべすべとして握り易く繰りやすい。
今回は十字架もブラジルから来たもので、
十字架のもとに聖母が佇んでいるデザイン。
死に行く息子を見守る聖母…。
このロザリオで祈る方が天に旅立つ時にも、
きっと力づけて下さるだろう。
Sr.ぱうろ
- 天国
- | comment(3)
小さき花のテレジア
- 2011/10/01(土) 19:00:00
- | HOME |