• 2010/09/25(土) 21:00:41

今日は、小学校の運動会「ユリンピック」が行われた。
朝、「虹が出てるわよ」というシスターの声に西の空を見上げると…

虹

見事な虹が大空を横断している。
おかげさまで今日は程良く晴れ、適度に曇り。
風の涼しい絶好の運動会日和。
事務室の私たちは、受付や来賓の方のおもてなしなどがあるので、
ほとんど見ていないのだが、
元気な実況の声や声援が聞こえ、
児童がこれまでの練習の成果を発揮しているらしい雰囲気は伝わってきた。

思えば二学期に入ってからの体育は、ずっと運動会の練習。
耳にタコが出来るほどダンスの音楽が聞こえてきたし、
応援グッズを作ったり、
歌やたいこの練習をする様子も耳にしてきた。
学童保育に来ている子が、運動会のダンスを披露してくれたこともある。
本番のがんばりを見られなかったのは残念だが、
きっと今日も上手に踊っているのだろうと、
事務室の窓から時折様子をうかがった。

どの児童も皆、あの虹のように晴れ晴れとした顔で、
運動会の思い出を語ったことだろう。

Sr.ぱうろ

共同体パワー

  • 2010/09/23(木) 14:07:20

某修道会の小神学校に通う少年たちが我が家を訪れることになった。
総勢18人。
最近、叙階された司祭の初ミサが行われ、その後昼食をとるという。
昼食はシスターたちの手作り
おにぎり、きんぴら、にもの、茹でアスパラ
卵焼き、鶏唐揚げ、海老フライなどを用意するという。
そんなすごいごちそうを作るなんて大変そう…。
(内心、逃げ腰)

しかし…。
ここが共同体パワーのすごいところ。
園田修道院の三つの共同体から働き手が続々と集まり、
よってたかって調理にとりかかった。
私が卵焼きを焼く隣では、
ベテランシスターが揚げ物をし、
料理上手なシスターが煮物を仕上げ、
隣の部屋ではおにぎりチームが稼働。

結果…。
一時間の後には、これらの料理が盛り付けも美しく大皿の上に並んだ。

いつも思うことだが、
皆でやると何でも早くて、一人の負担が激減する。
おまけに楽しい。
一人じゃないって本当にスバラシイ。

こうして出来あがった料理は少年たちのおなかにしっかりと収まった。
彼らもミサ後に美しい声で合唱を披露してくれた。
中学生から高校生の16人の少年たち。
いつの日か司祭として巣立つ日が待ち遠しい。
一人でも多くの少年が志を全うしてくれるよう、
私たちは祈らねばならない。

☆慌しさのあまり、完成した料理の写真を撮り損なったのは残念。

Sr.ぱうろ

召命黙想会

  • 2010/09/20(月) 22:22:09

昨日、一昨日と召命黙想会が行われた。
これは修道生活を考えている人に、
祈りの場を提供し、私たちの修道会を紹介するための催し。
今回は時期が良かったのか9人の参加者が集まり、
なかなか雰囲気の良い集まりになった。
指導の神父さまは、
具体的に修道生活はどのようなものなのかを語って下さり、
とても参考になった。

朝は、納骨堂のある丘の上に登り、
復活のイエスさまの前で黙想。
朝の祈り
ちょっと暑かったけど、緑豊かな場所でヒーリング効果もあったらしい。

食事とお茶の時間にはシスターたちの手料理と、
手作りのデザートが次々と登場。
創立者の好物である、ふくれまんじゅうも大人気だった。
ふくれまんじゅう
長崎の信者の家庭では、お祝いの日に作られるそうで、
信者でない人々からは「キリシタンもち」と呼ばれていたとか。
見た感じは、黒砂糖入りのあんまん…といった感じだが、
生地がもちもちと弾力がある。

最後に、シスターたちの祈りがこもったお土産が登場した。

手作りのしおりとカード。
しおりとカード

ホーリーグッズの入ったお楽しみ袋と、
裏に御言葉が書かれたオリジナルカード。
お楽しみ袋
その御言葉は、一枚一枚全て違う。
いわば、その人への神さまのメッセージみたいな感じだ。

この黙想会に参加された方々、一人ひとりに、
オリジナルなそれぞれの使命があると思う。
自分自身の歩むべき道を見出し、歩み出すことが出来るよう、
聖霊の助けを祈りつつ…。

Sr.ぱうろ

最近の作品

  • 2010/09/13(月) 20:00:16

この頃、み言葉入りのカード作りにはまっている。
手の中に収まる程度の小さなもので、
中にシスターのイラストとみ言葉が印刷されている。
み言葉は現在20種類。
名付けて「み言葉のおみくじ」

みことばみくじ

何が当たるか分からないように袋に入れて配布する。
七月の百合っ子バザーに出したところ、
ひとつ10円という値段のおかげか、
飛ぶように売れた。
それで今もひっそりと作り続けている。
秋の教会バザーに出せるほど作れたら良いのだが…。

もうひとつのマイブームはミニロザリオ。
こちらは正直あまり売れない。
ミニロザリオはロザリオの役割しか出来ないからだ。
ブレスレットタイプならアクセサリー感覚でよく売れるし、
一環のロザリオも美しさに惹かれて買う人が居る。
(本来の使い方では無いが、アクセサリーにしている人も居る)

だが私自身はミニロザリオの愛用者。
小さくて繰りやすくて、一連で終われるところが良いのだ。
ついでに最近入手したパーツ(通販で購入)が、一連向きの小ささだった。
そんなわけで、売れ行きを無視してミニロザリオを作る今日この頃の私。

ミニロザリオ

Sr.ぱうろ

読書の秋

  • 2010/09/11(土) 10:11:56

学校には色々な配布物がある。
制服の注文や行事予定などの事務連絡から、
学級だより、保健だより、図書室の新着案内まで。

この学級だよりがすごい
カラー印刷で写真入り。
児童たちの学習の様子や、クラスの集合写真、
誕生日を迎える子の紹介などがレイアウトも美しく並んでいる。
担任の先生方のセンスとマメさに毎回感心する。

保健だよりは手書きの文字が温かく、かわいいイラストが満載だ。
図書室の方は、新しい本や季節のお薦め本が表紙の写真入りで紹介されている。
この図書室は、ときたま保護者の方も利用するらしい。
仕事の合間に眺めていたら、
いくつか面白そうな本があったので、早速図書室へ…。

時間割の中に図書室の授業があるので、
その時間は三年生の児童が来ていた。
他にも朝の読書タイムなどがあり、
我が校が読書に力を入れていることがわかる。
私も児童の列が切れるのを待って一冊借りてきた。

「こねこのモモちゃん美容室」
主人公は、近所の安くて古い美容室に通う女の子。
自分もお母さんと同じ、駅前のおしゃれな美容室に行きたいと反発する。
ところがある夜、彼女の前にいきつけの美容室の飼い猫モモがやってきて…。
飼い主思いの猫のモモがいじらしく、思わずホロリと来てしまう。
短くてすぐに読み終わるのに、この感動。
童話の力を見なおした。
今年は「読書の秋」に決まり。

Sr.ぱうろ

癒しの時間

  • 2010/09/06(月) 21:20:27

The修道院(過去の記事参照…http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-351.html)に移り住んでから早や五ヶ月。
相変わらず広い。
特に洗濯場(五階屋上)に行くには気合いがいる。
昼間仕事している私が洗濯をするのは夜、入浴後しかない。
重たい体を持ち上げるようにして三階から五階まで階段を上り、
汗だくの洗濯物を洗濯機に入れる。

夏が来てから、洗濯機をまわしている間に、
屋上をうろつくのが日課になった。
なにしろ屋上は風がよく通る。
このところの猛暑で、その風も生暖かいのだが、
ここの景色は素晴らしい。

町の中だから星はあまり見えないけれど、
伊丹の飛行場に発着する飛行機や、
近所を走る新幹線の車窓から漏れる光の動きを見るのが面白い。
大阪の夜景や聖トマス大学のネオンも見える。
近隣で花火大会があれば、ここは最高の鑑賞スポットだ。
冬はすごく寒そうだけれど、夏の屋上は楽しい。
こうして一日の疲れは癒される。

Sr.ぱうろ

九月一日

  • 2010/09/01(水) 22:17:17

子供の頃、この日はとても憂鬱だった。
それはもちろん夏休みが終わるから!(笑)
九月一日の憂鬱が無くなったのは、
さらに長い夏休みがある大学生になってからだ。

そして今年…。
九月一日の憂鬱が蘇った!!!
夏休みの静かな学校は、とてものんびりとしていた。
もう何をしたらいいのか分からないほどヒマで、
掃除ばかりしていた。
が、新学期の訪れとともに一気に仕事が湧いてくる。
今までの手持無沙汰な時間は何だったのか???
みんな、夏休みの間に大きくなったのだろう。
事務室は朝から靴を買いに来る子供たちで大繁盛だった。
だが、楽しかった夏休みの余韻なのか、
どの子の顔もそれはそれは輝いていた。
教室の外に張り出された「夏休みの思い出」をチラ見するのが楽しみだ。

九月一日と言えば、関東大震災の日でもある。
我が家の体験者(93歳のシスター)は震災の話が出ると、
その時、二人の兄に両側から手をつながれて、
地面の割れ目に挟まらないように持ち上げられながら逃げたことを、
それはそれは楽しそうに語る。
まだ小さかったから、
恐怖よりもお兄さん達に持ち上げられる楽しさの方が強かったのだろう。
もう何度も聞いた思い出なのだが、
何度聞いても微笑ましい。
そのシスターが育った家庭の温かさを思わずにはいられない。

すべての子供が家族の愛に包まれて、
その顔を輝やかせられる日が来るよう、切に願う…。

Sr.ぱうろ