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がんばった2・・・子供たちの場合

  • 2010/07/07(水) 20:15:29

午前中は事務所に居る私だが、午後には学童保育の手伝いに行く。
低学年の子供たちが放課後の数時間を過ごしており、
私は主におやつの担当をしている。
たかがおやつ、されどおやつ。
子供たちの中には物によってアレルギーの出る子も居るし、
好き嫌いのある子も居るので、日々頭を悩ましている。

昨日、今日は旬の果物さくらんぼにしてみた。
さくらんぼ…私のイメージでは、
家では買って貰えない高価な果物だったのだが、
今は手頃な価格のものも出回ってきたせいか、
「お昼のデザートもさくらんぼだった」とか、
「さくらんぼ嫌い」とかいう不満の声もちらほら。
しかし健康上の理由が無い限り、
その声に負けるわけにはいかない。
「一個だけでも食べましょう」
「もう少しがんばろうか」etc etc…。
なだめすかして食べさせる。
さくらんぼの好きな子にしてみれば、
「それなら私が食べてあげる」という気分だろう。

一口で口に入るさくらんぼを、
ちびりちびりかじっては、顔をしかめている子。
嫌い嫌いを連発して、人の何倍もの時間をかけながらも完食した子。
みんなよくがんばりました!
少しづつでいいから、嫌いなものを減らしてください。

実は、そういう私も子供の頃は偏食がちだった。
彼女たちの気持ちはよく分かる。
でも、一部のアレルギー以外は何でも食べられるようになった今、
食事の楽しみは倍増したし、ありがたさも劇的にUPした。
どんな食べ物も動植物の尊い命から出来ているのだ。
「命、頂きます」と感謝して食べられることは、
とても幸せなことだと思う。

Sr.ぱうろ