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聖母訪問の祝日
- 2010/05/31(月) 21:28:18
今日5月31日は聖母の訪問の祝日。
天使のお告げを受けたマリアが、
同じく特別な恵みによって身ごもったエリザベツを訪問したことを記念する日。
映画「マリア」では、二人がお互いの腹を触って胎児の成長を喜びあうシーンが印象的だった。
この日。
「聖母の訪問」を修道名に持つ姉妹のお祝い日。
知り合いのシスターの誕生日。
実家から一番近い修道会のお祝い日。
そして親友の命日…。
親友と言っても直接会ったことはない。
遠方に住むメル友だった。
いつか直接会える日を待ち望みつつ、
その日はついに来なかった。
毎年5月31日が来るたびに思う。
若くして病死した彼女の子供たちやご主人は元気にしているだろうか。
それに彼女自身の霊魂は…?
彼女が天に帰った直後、悲しむ私にあるシスターが言った。
「マリア様のお祝い日に召された人は、間違いなく天国に行っているのよ。
もう泣くのはやめなさい。」
天国の彼女は誰を訪問しているのだろう。
イエスさまや憧れの聖人たちに挨拶している姿が目に浮かぶ。
きっと自分の家族や友人たちのために、
とりつぎの祈りをしてくれていることだろう。
Sr.ぱうろ
- 天国
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テラスの花たち
- 2010/05/29(土) 10:09:55
院内奉仕の悩み
- 2010/05/25(火) 10:00:16
小学校から帰ると修道院内での奉仕が待っている。
毎月変わる当番場所の掃除。
順番にやってくる共同体のトイレ掃除。
さらに聖堂の生け花。
どういうわけか生け花のキャリアなんかほとんど無い私がすることになった。
最初は院長さまと二人でする予定だったのが、
院長さまが老シスターのお世話で忙しいので、
いつの間にか私の仕事に…。
我が家の聖堂は広い。
それに三つの共同体が共同で使う場所だからそれなりに気合いも要る。
でも私の生け花キャリアは修練院でわずかに習っただけ。
「院長さまの生け花の方がかっこいいのになあ…」と心の中で叫びつつ、
毎回花々と格闘している。
この前は幼稚園の聖母祭で使った花をたくさんいただいたので、
それらをてんこ盛りにした。
まず祭壇。
祭壇脇のマリアさま。
聖堂入り口のヨゼフさま。
後ろの白い花は畑のシスターが育てているもの。
私の最近のお気に入り。
おまけに階段の踊り場のイエスさまを抱いたマリアさま。
私に生け花を教えてくれたシスターは
「そのうちにお花が自分の入る場所を教えてくれるようになるわよ。『私はここよー』って。」
とおっしゃっていたが、その日はまだまだ遠い。
花が思う場所に落ち着くまですごーく時間がかかり、
飾った後もあれこれ動かさずにはいられない。
花の言葉が分かるようになる日はいつ来るのだろう…。
Sr.ぱうろ
今年のたまもの
- 2010/05/23(日) 09:08:00
今年、聖霊降臨にもらった賜物はこちら。
折り紙のシスターが赤い鳩のついたカードを持っている。
このカードを開くと聖霊の七つの賜物のどれかが書いてある。
今年いただいたのは「孝愛」…神様を愛する心。
もっと(神様に)親孝行しなさいということだろうか???
大きなカードとチョコレートは院長さまが用意して下さったもの。
カードは「ピエタ」(師イエズス修道女会)の作品でセンスが良い。
聖霊のたまものクジは、修道院の年中行事。
毎年、いろいろな賜物をいただいているので参考までに過去の賜物歴を紹介しておくと…。
昨年の賜物…http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-261.html
一昨年の賜物…http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-132.html
一昨年の賜物その2…http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-133.html
聖霊の賜物は七つだけれど、今年の共同体メンバーは六名。
誰も引かなかった「賢慮」は、
今日お祝い日を迎える隣の共同体のシスターにプレゼントされた。
Sr.ぱうろ
- 祈
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誕生
- 2010/05/21(金) 17:34:07
もうすぐ会えるね
- 2010/05/15(土) 20:36:19
こちらは以前お話しした謎の種の現在。
小さいながらもつぼみが出来た。
その姿からすると菊系の花のようだ。
毎日声をかけはじめてから一か月半。
ついにここまで成長した。
(ちなみに一カ月前の姿はこちら→
http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-337.html)
もうすぐ花に会える。
ここまで、よくがんばった!!!
そして今日。
百合学院高校のCE(創造表現)コース三年生の発表会。
三年間、ダンスやら声楽やら舞台表現やらを学んできた生徒たちの晴れ舞台。
一人ひとり自分の得意分野を生かして様々な演技をする。
この前見たテレビ番組に今の若者たちには夢が無いという話があったが、
彼女たちには夢がある。
その夢を力いっぱい表現する彼女たちは、
今にも咲こうとするこの花に似ている。
花開く日が楽しみだ。
今日は昨年の教え子たち(現二年生)も、案内係としてがんばっていた。
どの子も背筋をピッと伸ばし、テキパキと来客の世話をしていた。
来年、彼女たちの晴れ舞台が今から楽しみでたまらない。
たった一年、しかも週一時間だけのお付き合いだったけれど、
ひとりひとりがとても愛おしい。
Sr.ぱうろ
母の日
- 2010/05/09(日) 14:11:14
ゴールデンウィークの過ごし方
- 2010/05/05(水) 15:58:23
よくある質問。
「休みの日は何をしているんですか?」
正直なところ「休み」はあるような無いような…。
大抵、休みの日は掃除と洗濯と宣教。
特に日曜日は教会の行事に参加したり、
教会学校で奉仕してたりするので、一日休みになることはない。
じゃあGWは?
今年、私のGWは1日の午後から本日いっぱいまで。
なぜ1日の午後だったかといえば、
その日は百合学院の創立記念日で聖母祭が行われたので午前中は出勤。
子供たちは6日にその分の振り替え休日があるのだが、
世間が平日のため事務所は出勤。
というわけで2日から5日までの四連休。
2日はいつもの日曜日。
3~4日は研修会。
5日は掃除と洗濯その他で終了。
お天気に恵まれたので、靴もよく乾いた。
それと四月に入ってから休日の予定に弁当の仕込みが追加された。
特に月始めは、一か月分のピクルスを仕込む。
ピクルスは保存が効くし、中身によっては彩りも美しい。
そんなわけでこの連休中もピクルスを仕込んだ。
Sr.ぱうろ
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