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箕面の休日
- 2010/01/31(日) 16:52:46
若手シスターの集まりで箕面の本部にでかけた。
途中、箕面駅の近くで面白いものを発見。
こちらは色つきのマンホール。
少し前の記事で箕面の名所をあしらったマンホールをご紹介したばかりだが、
http://josephosaka.blog111.fc2.com/blog-entry-316.html
今回はそれに色をつけたものを見つけた。
紅葉は赤、滝は青がぬってあり、太陽光の下では結構鮮やかだった。
写真ではあまりきれいに見えないのが少々残念である。
もうひとつ今回のヒットは本部修道院の敷地内に咲いた水仙。
水仙は普段住んでいる園田修道院にもあるのだが、
畑の一角ではことのほか伸びやかな印象がある。
水仙という花は楚々と可憐で香りも良い。
切り花にしても長持ちする。
この香りゆえに茶室には飾れないけれど、シンプルな部屋に似合う花だと思う。
水仙も私の幸せコレクションに入れなくては・・・。
(幸せコレクションについての記事はこちら)⇒
Sr.ぱうろ
- 祈
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母のぬくもり(?)
- 2010/01/28(木) 09:31:30
シスターになって変わったもののひとつに「着るもの」がある。
上に着るものが変わると、当然下に着るものも変化する。
私服時代の冬は、分厚いタートルネックのセーターを着て、ジーンズの下にタイツを履けばOKだった。
でも…薄手のワンピースが基本の今は、中にも色々なものを着ないと寒い。
というわけで、若い時には馬鹿にしていたばばシャツが必須アイテムとなった。
このばばシャツ、自分ではあまり買っていない。
亡くなった母が買い置き魔で、遺品の中に
「お母さん体はひとつしかないでしょ???」と言いたくなるほど、
たくさんの肌着やらストッキングやらがあったからだ。
ひとりでは消費しきれないと思ったので、半分くらいは共同体に提供したが、
それでも手元に何枚かは残させていただいた。
これらは本当に役にたった。
夏も冬も「母の買い置き」は大活躍だった。
そして・・・先日最後の一枚をおろした。
冬専用の保温肌着。
これが、とてもやわらかくてあたたかい。
まさに母のぬくもり。
母の生前、大量の買い置きやばばシャツを馬鹿にした私が申し訳ない。
今更だけど
お母さんありがとう。
Sr.ぱうろ
仏教
- 2010/01/21(木) 10:09:22
今、私のブームは仏教。
去年、偶然本屋で目にとまった
「知識ゼロからのダライ・ラマ入門」あたりがキッカケだったと思う。
チベット仏教の最高指導者にして、ノーベル平和賞受賞者。
本を読み進むにつれて
「素敵な方だなあ」と思った。
その後、ダライ・ラマ関連の本のみならず、初心者向きの仏教本を探しまわり、
ついでに大学院でも仏教の講義を聴講させて頂き、今に至る。
そしてその成果を、某支部の姉妹たちに披露させて頂き、
我が生徒たちにも分かち合いつつある。
今の教え子の中にクリスチャンはほとんど居ない。
しかし自称仏教の生徒はちらほらと居る。
私の実家もそうだったが、日本では仏教徒と言っても、
教えを聞く機会はほとんど無い。
お葬式や法事でお経を聞くだけ。
すばらしい教えの数々は、本を読むまで全くの無知だった。
仏教とキリスト教、表現は違うけれど通じるものは多々ある。
たとえば
「布施」の心はマザー・テレサの生き方そのものだ。
見返りを求めず、相手のために自分にできる精一杯をする。
マザー・テレサが与える相手は何も持たない貧しい人々だから、
見返りは期待すべくもない。
その上、誤解や非難を受けることも多々あった。
それでもマザー・テレサは与え続けた。
そのマザーのことをダライ・ラマはこう表現した。
「彼女はまさに菩薩です」
Sr.ぱうろ
酷寒
- 2010/01/14(木) 09:19:09
昨日はこのあたりでは今年初めての雪が降った。
今朝は昨日よりもさらに冷えて、
修道院の庭の池に氷が張った。
どこに居ても寒い。
なにしろ修道院の建物は広い。
人の居る部屋には暖房やストーブがあるにしても、
廊下に出ればそこは北極。
屋内に居ても手や足が冷えて痛くなる。
今日は今年初めての授業。
手足と心を温めて出発しなければ。
Sr.ぱうろ
黙想写真館 2
- 2010/01/06(水) 10:50:39
黙想の写真 お散歩編
8日間の黙想中、とにかく天気に恵まれた。
だから毎日お散歩。
まずはガラシア病院の老人保健施設にあるマリア様。
こういう時は普段は目に留まらないようなものも、
ゆっくり見ることが出来る。
ご近所の南天。
そして青空。
極めつけ(!?)
箕面市のマンホール!!!
箕面と言えば滝と紅葉とお猿さん。
お猿さんは無いけれど、紅葉と滝をあしらったこの図柄。
なかなかのセンスだと思う。
こうして楽しい黙想の日々は過ぎて行った…。
Sr.ぱうろ
- 祈
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黙想写真館
- 2010/01/05(火) 09:25:32
黙想中に目にとまった様々なもの。
まずは「祈りの家」編。
その一・御子様
(手ぶれが残念な一枚)
小さなイエス様の御像は「ウェルカム!」とばかりに両手を広げている。
上を見上げると十字架のイエス様もやっぱり両手を広げている。
イエス様は、生まれた時も亡くなる時も、無力な姿で人々を迎えている。
「あなたも弱い者になるんだよ」
と言われた気がした。
幼子も十字架も、決して抵抗したり拒んだり出来ない。
どんな人も何をされても両手を広げて受け入れる。
それってとても痛いこと。
けれども相手は安心して近づくことが出来る。
辛い打ち明け話や愚痴も、立派過ぎる相手には打ち明けにくい。
弱さを知っている人こそ、弱い立場の人を慰めることが出来る。
イエス様は、そういう人だった・・・。
その二・ベランダからの風景
私の泊まった部屋は端っこの方であまり景色は良くなかった。
でもある日、下を見たら小さな庭が…。
意外な発見。
その三・朝焼け
私たちの「祈りの家」は高台にあるので大変見晴らしがいい。
ロビーから見た朝焼けは、もう最高。
Sr.ぱうろ
- 祈
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