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サンタクロースからの手紙
- 2009/12/23(水) 20:16:45
不思議なクリスマスカードが届いた。
遥か北の国のサンタクロースから…。
もしも本人に届かない場合はサンタクロース大使館に返送してね…とのこと。
中には何故か日本語でサンタクロースからのメッセージが入っている。
カードの他に「今年一年良い子だった証明書」なんていう嬉しい書類つき。
サンタクロースに認められるほど良い子だったとは思えないけれど、
サンタクロースに褒められたらしいと思うと照れる。
この不思議なカードの仕掛け人は妹(本物の)。
世の中には面白いものが色々あるものだ。
この歳になってサンタクロースに来て貰えるとは思わなかったから、
素直にうれしい。
さて、いよいよ明日はクリスマスイブ。
神様から全人類へのプレゼントであるイエス様がお生まれになる。
Sr.ぱうろ
- 笑
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大掃除
- 2009/12/19(土) 17:23:27
年末年始は私を含め、働き盛りの姉妹4名が黙想に行ってしまう我が家。
そこで本日大掃除を決行した。
総勢7名で各自の分担場所を磨きまくる。
午前中いっぱい動き回ったため、
お昼ごはんが大変おいしい。
掃除好き&几帳面なシスターと組んだ私は午後も残業(?)。
エレベーターの床や鏡まで掃除した…。
修道院にエレベーターがあると言うと、
ええっ!?と驚かれることが多い。
しかし広い広い修道院の中で高齢者が増えると、エレベーターは必需品。
今年の初めは、足を骨折した私もずいぶんと助けられた。
そんなわけで、ふたりがかりでエレベーターの床と鏡も磨いた。
いつもありがとう、これからもよろしくね…と。
Sr.ぱうろ
年齢不詳
- 2009/12/18(金) 09:36:14
修道服を着るようになってから、
今まで以上に若く(幼く?)見られるようになった。
私服の時はほぼ年相応に見えていたのにどうしたことか。
服のデザインのせいかもしれない。
(右上のイラストをごらんください)
考えてみたらシスター達は年齢に関係なく皆同じ服を着ている。
20代から90代まで皆・・・。
奉仕の場所によって別のデザインもあるけれど、基本は同じ。
これだけの幅広い年代が皆おそろいって、
実はすごく貴重な気がする。
そのせいかどうかシスターの多くが年齢不詳。
たいていは年齢より若く見られがち。
学校の生徒はやたらと年齢を聞きたがる。
「先生いくつぅ?」
「内緒です。その質問は授業と関係ありません。」
でもある日、本田美奈子さんの歌を聴かせる時に
さらっと「美奈子さんは私と同じ年なんだよ」と言ってみた。
すると…
今までざわついていた生徒たちの耳が突然ダンボになった。
さらに何人かが計算を開始。
ある生徒は
「うちのお母さんと同じです!」と。
授業の本題とは関係のないこんな話にはやたらと反応する生徒たち。
…私の高校時代と変わらない。
私もいわゆる適齢期に結婚していたら、
彼女たちみたいな娘が居たのかもしれない。
ちょっと残念。
Sr.ぱうろ
紅葉好き
- 2009/12/14(月) 09:00:00
この季節、美しいものの大好きな老シスターは、紅葉狩りに余念が無い。
今日もお散歩中に紅葉の枝をゲット。
せっかくの紅葉だから皆にも見せたい。
・・・というわけで、老シスターの作品。
ビーズ使いのロウソク立てに小さなコップを入れて花瓶に見立て、紅葉を生ける。
なかなかのセンス。
そういえば私が志願者だった頃は、聖堂の花を飾るのはこのシスターのお仕事だった。
さすがに上手なはず…。
そしていつもの決め台詞。
「ああ…神様ってすばらしいわねえ。このようなキレイなものをお創りになるなんて…」
この生け紅葉(?)は神様とシスターの合作。
神様も素晴らしいけど、シスターも素晴らしい。
あ、そのシスターも神様の作品だった…!
やっぱり一番素晴らしいのは神様ですね。
シスター!!!
↑
紅葉を愛しむ老シスター
Sr.ぱうろ
百合学院のクリスマス
- 2009/12/13(日) 09:03:53
一足早い百合学院のクリスマス。
毎回、一味違う聖劇が行われる。
去年は「姦通の女」
そして今年は「パウロの回心」
聖劇の後は御言葉の祭儀が行われる。
この間間にアンサンブル部による弦楽器やハンドベルの演奏が入り、
創造表現コースの生徒による聖歌隊が歌う。
気がつくと聖歌隊の歌声に混じって私の隣からも歌声が…。
なんと95歳の老シスターが、
感極まって一緒にアヴェ・ヴェルムコルプスを歌っている。
高齢にもかかわらずシスターの声はハリがあって美しい。
アヴェ・マリアに至ってはオルガンの前奏が終わるなり、
聖歌隊と一緒に歌い始めたシスター。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいた…。
今日の老シスターは絶好調で、
その後も「しずけきまよなか」や「ハレルヤコーラス」を歌い続けた。
前の列の人が振り返るほどの元気な美声で…。
恥ずかしいやら、おかしいやら…。
思わず笑ってしまったが…どちらかというと恥ずかしい。
でもこのシスターはやっぱりこうでなくては。
いつまでも元気に歌って、もっともっと長生きしていてください。
Sr.ぱうろ
等身大馬小屋
- 2009/12/10(木) 08:52:31
こちらは、我が百合学院の馬小屋。
東側の門の内側に毎年据えられる。
この馬小屋、なにしろ大きい。
ほぼ等身大と思われる聖家族が入っていて、
なかなかの迫力。
思わず門の外から覗いてしまう。
さらに夜になればネオンも輝いてひときわ目を引く。
修道院、園田教会、聖トマス大学…
と馬小屋が飾られる場所が居並ぶ近隣にあって、
この馬小屋は圧巻…。
今年は映画「マリア」の影響で、
クリスマスの物語を考える時間が特に増えた。
大抵、教会や学校の聖劇では、
羊飼いや三人の博士たちが幼子イエスを礼拝に来たところで終わる。
でも映画ではエジプトに逃亡するところまでが描かれていた。
救い主の誕生を恐れたヘロデ王は、
ベツレヘムの幼子をすべて殺すように命じる。
しかし天使のお告げによって聖家族は無事エジプトに避難する。
せっかく生まれてきたイエスが殺されそうになって怖かったとか、
無事に逃げられて安心したとか、
他の赤ちゃんたちも助けて欲しかったとか、
生徒たちは色々な感想を書いてくれた。
そうそう、何かを感じてくれることが大切。
確かに殺されてしまった他の子供たちのことを考えるとやりきれない思いがする。
しかし、この場面はヨゼフという人の機知と行動力が描かれる貴重な場面でもある。
ヨゼフに現れる天使はいつも夢の中。
ヨゼフは、毎回すぐに起きてお告げに従う。
「もう少し寝ていたーい」
なんてぼやいたりせず素早く行動する。
ある生徒がこう書いてくれた。
「ヨゼフ様が居たからマリア様もがんばってイエス様を産めたんだと思います。」
Sr.ぱうろ
紅葉!!!
- 2009/12/01(火) 15:00:23
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