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駅伝

  • 2009/01/04(日) 13:20:30

2日、3日とテレビで箱根駅伝を見た。  

私は箱根駅伝が好きだ。
長時間だからずーっと見続けることは難しいし、
毎年見られるとも限らないけれど、
出来たら3区、8区のあたりは見たい。
ここ、戸塚から平塚までのコースは私の地元で、
見慣れた海岸線や母校付近の道路が出る。

駅伝の何が良いって、皆の思いがひとつになっている感じがたまらない。
走っている選手は一人だけれど、そこまで襷(たすき)を運んできた仲間が居て、
先には彼を待っている仲間が居る。
さらに給水のために沿道で待機している仲間や、
後ろから励ましの声をかけ続ける監督、
ゴール地点でタオルを用意している仲間etc etc。
とにかく沢山の人の想いがつながれてゆく。

最初に出遅れたとしても、途中での逆転がいくらでも可能なところが良い。
そんな感じで、抜きつ抜かれつの展開に歓声をあげ、
無事、次の選手にバトンタッチ出来ればほっとし、
途中棄権をせざるを得なかった選手の悔し涙を見て貰い泣きをし、
苦しげな選手を見れば、テレビに向かって思わず励ましの声をかけてしまう。
一人につき20キロ以上のコースだから、完走するだけでも素晴らしい。

駅伝は人生のドラマに似ている。
今、苦しくてもいつか逆転のチャンスが来るかもしれない。
また自分のところではパッとしなくても、誠実に役割を果たして行けば、
次の人が盛り上げてくれることもある。
目の前で結果が出なくても、がっかりする必要はないのだ。

選手の皆さん、感動をありがとう!
来年もがんばってください。

Sr.ぱうろ