祈り、働き・・・

  • 2008/06/27(金) 09:52:17

私がずっと前から読んでいて、ちっとも読み終わらない本。
トマス・マートン著『ヨナのしるし』
最初は大学の図書館で借りていたのだけれど、
読み応えがあり過ぎて、ちっとも読み終わらないので購入した。
(でも、心に響くことが多く書かれているので、いつかは読み終わるつもり。)
これはトラピストの会員であるトマス・マートンの日記で、
トラピスト修道会の日常が克明に記されている。
トラピストのモットーといえば「祈り、働け」
そして私が修練に入る前に、我が家の大先輩から贈られた言葉は

「祈り、働き、かつ笑え!

このブログのあたまにも記載したこの言葉は、
語呂もいいし、覚えやすいし、私の中で大ヒットしている。
この言葉を贈って下さったシスターSは、確かによく笑う。
ある高齢のシスターが、シスターSのお祝い日にこんな祈りをした。
「Sさんは、よくしゃべる。Sさんはよく笑う。Sさんは忙しい。Sさんはよく祈る。」
まさに「祈り、働き、かつ笑」うを実践した生き方。

・・・かっこいい!

そして、歳をとってロザリオの祈りは、うまく唱えられなくなったけど、
姉妹のために温かい祈りを捧げられるおばあちゃんシスターもかっこいい!

Sr.ぱうろ

大地の恵み、労働の実り・・・。

  • 2008/06/21(土) 11:14:52

朝、ごみを出すついでに畑をのぞいたら、
畑の上手なシスターがきゅうりを下さった。
きゅうり

とにかく立派、伸び伸びと成長した彼らは、
売ってるきゅうりの2~3倍はあろうかと思う。
まさに彼らは
「大地の恵み、労働の実り、私達の命の糧となるものです」
(ミサの式文より)

あまりに大量に頂いたので一部をピクルスにした。
一部と言ってもこれまた大量。
写真には比較的かっこいいビンしか写さなかったけれど、
大小11個のビンがいっぱいになってしまった。
ピクルス

途中で付け汁が足りなくなって追加したりしたので、
製作にはたっぷり1時間30分かかった。
こんなのどかなことが出来るのも、私が学生で時間があるから。
家事に時間をかけられるこの日々が本当に愛おしい。

Sr.ぱうろ

おやつ時の会話

  • 2008/06/20(金) 17:49:39

今日も食卓の花(今日は黄色、ピンク、白の金魚草)を見ながら長老さまが言う。
「この花、きれいねぇ。
同じ形だけど色はそれぞれ違うのねぇ。はじめて見たわぁ。」
・・・はじめてではない筈だけど、それは毎度のことなので聞き流すとしましょう。

「みんな神さまの傑作ねぇ。
どの花も神さまには愛おしいのでしょうねえ。」


・・・さすが大先輩は日常会話もホーリー。
私が答える。
「そうですね。でも私はこの色は好きだけど、あの色は嫌いなんて思ったりして・・・悪い子です。」
「ホントね。人間は自分の都合でものをはかってしまうのね。」と長老様。

花だけではない。
私たちは他人や自分のことまでも目先の都合で好き嫌いを言ってしまう。
好き嫌いのみならず優劣までつけることがある。
だけどそれはとても傲慢かつ愚かなことだ。
誰もが皆、神さまの傑作で、誰もが皆、神さまには愛おしいのだもの。

Sr.ぱうろ

みんなでやれば

  • 2008/06/19(木) 14:06:32

昨日は一緒に住んでいる姉妹のお祝い(修道名の祝日)をした。
先輩シスターがメインの散らし寿司を作り、
私がすまし汁とかぼちゃの煮物、アイスクリームを作り、
志願者の一人が散らし寿司を飾る薄焼き卵とデザートの盛り付け。
別の志願者がケーキの買出し。
こういう時、いつも思うけど修道院のマンパワーはすごい。
一人では到底無理な準備が短時間で完成する。
しかも皆でする料理は楽しい。
「ワタシの薄焼き卵の方がキレイでぇす」なんて会話をして、
「果物が半端になったから味見しちゃおう」なんて秘密の楽しみを共有する。
一人でのろのろとやる料理も好きだけど、
2,3人でわいわいやる料理もいい。
しかも、他人の手並みを見て新しいワザを習得することもある。
昔はこんな風に台所に何人もの女手が集まっていたのだろう。
嫁、姑の戦いもあったかもしれないけど、
一人では身につかない技術も覚えられて、
役立つ情報も交換できたに違いない。
修道院の台所は楽しい場所だ。

今回の失敗・・・食べる前に写真を撮るのを忘れた。

Sr.ぱうろ

本田美奈子さんの歌

  • 2008/06/14(土) 10:59:44

少し前にNHKで本田美奈子さんの最後の日々をつづった番組があった。
番組で晩年の美奈子さんが、
クラシックの名曲を日本語の歌詞で歌っていたことを知った私は、
その甘い歌声に惚れ惚れしてしまった。
実は美奈子さんは私と同じ年の生まれで、
私はまだアイドルだった頃の美奈子さんに似ていると言われたことがある。
(今となっては見る影も無いが、当時は私もスマートでピチピチしていたのだ。)
アイドル時代の歌はあまり興味がなかったのだけれど、
晩年に歌っていた曲はいかにも私の好きそうな曲ばかりだったので、
このたびじっくりとCDを聴いてみた。

「MINAKO HONDA CLASSICAL BEST」
アメイジング・グレイス、ジュピターなど14曲が収められている。
なんというか祈りの心に満ちた歌詞ばかりで、魂が揺さぶられる。
美奈子さん自身が作詞した曲もあり、
その中の「ゴッドファーザー愛のテーマ」を聴いていたら、
うっかり泣いてしまった。
マフィアの父を持つ子供の歌なのだが、

「世界中を敵にしてもパパは守っていてくれた」

というフレーズに「弱者のために戦うイエス」が重なってしまったのである。
たとえ世界中が自分の敵になったとしても、
イエスだけは私を見放さないだろう。

美奈子さんは30代の若さで天国に行ってしまったけれど、
素晴らしい宝物を残してくれた。

Sr.ぱうろ

癒しの一日

  • 2008/06/13(金) 17:57:57

今日の講義は休講になったので、神戸の三宮にある神戸市博物館へ行った。
「ベルサイユのばら」でおなじみのフランス宮廷グッズが見られる
「ルーブル美術館展」を開催されている。
ちまちまとキレイなボンボンケースや嗅ぎ煙草入れに、
セレブな方々の肖像が描かれていて興味深かかった。
マリー・アントワネットの旅行グッズもすごい!
食器から化粧グッズから、とにかくちまちまとした日常雑貨たちが
びっしりと持ち運び用のケースにおさまっている。

このあと、行った三宮の地下街でかわいいものをGet!
写真右下を見ていただきたい。
(画像の上でクリックすると拡大されます。)
地蔵とアントニウス

手の中に納まる小さなお地蔵さんである。
背後にあるのはいただきもののサボテンで、砂漠の師父聖アントニウスにちなみ
「アントニウス」と命名されているもの。
いただいた時と比べるとかなり大きくなった。
で、地蔵の話に戻ると、この地蔵は「刑務所作業製品展示即売会」という催事で購入した。
受刑者さんが作った地蔵と思ったら、ますますいとおしい。
素朴で優しげな地蔵の姿は、どこで見ても心が和むけれど、
(私は地蔵好き)
受刑者の皆さんにもそれぞれに事情があるのだろうなという想いから、
その方々への祈りをこめて買うことにした。

一体231円。

刑務所の製品にもいろいろあって、履きやすそうな靴や、
日常使えそうな石鹸などもあり、なかなかよかったので、
お近くの方は是非行ってみて欲しい。
6/17まで開催している。

Sr.ぱうろ

どこに行っても・・・

  • 2008/06/08(日) 09:46:57

 昨日、教育実習が終わった。
この三週間を振り返って思うことは、
どこに行ってもシスターはシスターだということ。
他の実習生は「○○先生」と呼ばれるけど、私は「シスター」
生徒に対しても、他の先生方に対しても、
シスターはシスターとしてかかわる使命があるのだ。
シスターはキリストの看板を背負って歩いているようなものだから、
(まさに看板娘!)その姿を見た人が、
「神様って本当にいらっしゃるんだな。
神様って優しいなあ。頼りになるなあ。etc,etc・・・」
と思えるような生活をしたいと思う。

修練二年目の実習先で、
ある先輩シスターにこう言われたことがある。
「一日一回は周りの人たちを笑わせなさい」
これは、面白い話をして爆笑させるということではなく、
「心を和ませたり、ホッとさせたりして、笑顔にしなさい」という意味だ。
宣教って本当はこういうことなのかもしれない。

Sr.ぱうろ

感謝 m(_ _)m

  • 2008/06/03(火) 19:22:09

教育実習三週目。
本日、研究授業(他の先生方が見に来る授業実習)が終わった。
やれやれ・・・。
授業は全部で4回やったのだけれど、
そのうちの3回が今日に集中。
我が母校(聖トマス大学)の指導教授の参観まであって、
たくさん冷や汗もかいたけど、
とにかく終わった。
もう授業はしなくてよいのだ。

万歳・・・。\(T▽T)/

お祈り下さった皆さん、本当にありがとうございました。
大量の祈りに支えられて、無事、難関を乗り切りました。
m(_ _)m

実習そのものはあと四日間あるけれど、
とりあえずひと安心。

Sr.ぱうろ