金祝!

  • 2008/03/28(金) 09:29:29

昨日は二人のシスターの金祝(初誓願から50周年記念)に行った。
私はやっと一周年だけど、このシスター方はその50倍も修道生活をしてきたのだ。
ちなみに金祝でも誓願の更新が行われる。
写真は聖体拝領を前に誓願文を読み上げる金祝のシスター。
金色の造化を胸に飾ったシスター方は、かっこよかった。

Sr.T

Sr.K

祭壇のろうそくも金色のリボンと麦で飾られて、とても素敵。
準備に携わった姉妹たちの温かな想いを感じる演出である。
ろうそく

お祝いの席で、50周年を迎えたシスターが語った。
「姉妹たちはみんな優しかった。やっぱりヨゼフさまの娘だから・・・。」

誓願式のような華やかさはないけれど、
とても心温まる金祝の一日。

Sr.ぱうろ

みきわめ

  • 2008/03/24(月) 17:29:58

今日、MY目標の一つである
園田修道院(尼崎)⇔本部修道院(箕面)の一人ドライブを決行した。
行きは、今日の誓願更新その他の御用で来院されていた会長を送る・・・
という使命もあったのだが、帰りは全く一人。
少々道が混んでいたので片道50分くらいの道のりである。
私の中で、この道だけは走れるようにならなければ・・・という最大の目標コース。
距離も時間も大したことないのだが、途中の交通量がかなり多い。
ついでに、関東出身のわたしには土地カンが無い。
何度も人に乗せてもらったり、隣に乗ってもらったりして覚えた道で、
今日もドキドキのびくびくだったりしたのだが、これで自分の中では

「ペーパードライバーは卒業。おめでとうっ!」

と、みきわめのハンコを押してあげたい気分になった。
ついでに春休みのカリグラフィー教室も終わったので、
自分で卒業制作(?)したカードを御紹介したい。
自分ではうまく発音できないけど、
フランス語で「Happy Easter」という意味の言葉を教えてもらって書いた。

御復活カード

こちらは、まだまだ練習が必要な感じだけど、
多少失敗しても自動車と違って命の危険が無いので気楽なものだ。

Sr.ぱうろ

誓願更新

  • 2008/03/24(月) 10:48:21

今朝、わたしはミサの中で修道誓願の更新をした。
シスターの道のりにも段階があって、
まず一年間の誓願を立てる。
それからまた一年、その後もう一年。
次は三年分の誓願を立て、最後に一生モノの誓いを立てるのだ。
(修道会によっては、この年数などが少し違うこともある。)
普通の結婚式はいきなり一生の誓いだけど、
私たちには長ーい心の準備期間がある。
なかなか親切なシステムだ。
とは言え、期間限定でも一生モノでも、
本人の決心には大差無い。
また、どちらも本人の意思だけで誓うことは出来ない。
結婚に相手の同意が必要なように、
会長はじめ、他の姉妹たちの同意が無ければ、
私たちも誓願を立てることは出来ない。
受け入れてくれる人あっての私たちなのである。
受け入れて頂いたありがたさを忘れることなく、
この一年も歩んでいこうと思う。

Sr.ぱうろ

聖金曜日

  • 2008/03/21(金) 08:35:52

本日は御受難の日。
世界中の教会がこの日を記念する。
健康な人は大小斎(だいしょうさい)。←詳しくはヨゼフ様の記事参照
だから今朝の朝食はミルクティーだけ。
日頃、しっかり食べている者にとって、これは結構きつい。
でもイエス様はもっときつい痛みを捧げて下さったのだ。
だから、空腹を感じるたびにその愛の深さを想い、この一日を捧げる。
あの健気な花たちも、今日は目につかない所に下げた。
御復活の日には、また新たに活け直して院内を飾ろう。

Sr.ぱうろ

花のように

  • 2008/03/19(水) 09:16:56

聖週間なので、あまり花は飾らないものだが、
たまたま卒業シーズンに重なったため、
百合学院の卒業式で使われた花たちがやってきた。
これは食堂の花。
私の胸先三寸で、このように活けられている。

花

おそらく、この花の一輪、一輪は、
皆違う畑で育てられて、
自分で選ぶわけでもなくどこかの花屋に送られ、
適当に選ばれて百合学院に運ばれ、
さらに我が家に連れてこられたことと思う。
最後は私の一存でこんな花瓶に入れられ、
御一緒する仲間も決められ、
並ぶ場所も指定されて食堂に来てしまった。

わたしたちも、この花にちょっとだけ似ている。
生まれ育った家も地域も違う姉妹たちが、
同じ修道会に集められ、
(ここには本人の意思もあるのだが)
自分で選ぶことなくどこかの共同体に派遣される。
誰とご一緒するかは神さま次第。
修道院の建物も色々なので、
それぞれの場所でうまく工夫しなければならない。

以前、ある先輩シスターから
「神の置かれた場所で咲きなさい」という詩を贈られたことがある。
仕方ないと諦めてではなく、
置かれたその場所を喜び、周囲の人たちを幸せにしなさい。
・・・とそんな内容だった。
まさにこの花たちは、この場所で精一杯咲いてくれている。
一輪の百合はこの花瓶の中で開花した。
毎日、高齢のシスターがこの子たちを見て
「きれいねえ。こんな花は見たことが無いわあ。」
などと言って喜んでくれる。

この花たちの生きざま(咲きざま?)には、
大いに見習いたいものだ。

Sr.ぱうろ

性別も不明!?

  • 2008/03/18(火) 09:44:24

昔の話、第二弾。
昔のシスターたちは、
髪を覆うベールの他に、額も白い布で覆っていた。
このスタイルは髪の毛が全く見えない。
そんな時代、あるシスターは子供に言われたそうだ。
「男か女かわからへんでー」

これはよその修道会の話だが、
髪が全く見えない姿の頃は、
頭を丸めていたシスターも居たらしい。
普段はベールを被っているから、そんなことはわからない。
そのシスターは寮母をしていたそうだ。
ある晩、病人が出て、学生たちがシスターの部屋を訪ねた。
ところがシスターの姿が無い。
翌朝、話を聞いたシスターは首をかしげた。
「変ねえ、確かにあの部屋で寝ていたのだけれど。」
「でもシスター、あの部屋には男の人しか居ませんでした!」

念のために書いておくけれど、
昔も今も、シスターは全員女性である。

Sr.ぱうろ

ヨゼフ様の日

  • 2008/03/16(日) 12:47:08

聖ヨゼフの祭日は3月19日。
でも今年は聖週間と重なるので15日にお祝いした。
私達の会にとって一番の大祝日。
前日は大小斎。
(一日三食のうち、一食は普通に食べるが、あとの二食は少なめ。肉は食べない。)
晩も集まって祈りを捧げる。
当日は朝の祈りもミサもヨゼフ様。夕食は各共同体で盛大に祝う。

・・・ここまでは全体のこと。
個人的には、私は他の修道会の誓願式に出かけた。
この日その会では、新たに三人ものシスターが誕生。
そこの初誓願式では、
白い振袖にチュールレースのベールと花冠をつけた花嫁が、
途中で修道服にお色直しする。
まさにキリストの花嫁になるのである。
(我が家の誓願式では修練者の白ベールが、
誓願者の黒ベールに交換される。)

誓願式というのは、いつ列席しても感動するもので、
私のような泣き虫はすぐにうるうるしてしまう。
教会の保護者であるヨゼフ様の日に誓願を立てた姉妹達が、
生涯、神の恵みのうちに歩み続けられますように。

Sr.ぱうろ

国籍不明

  • 2008/03/12(水) 13:20:30

今は昔、シスターたちが修道名で呼ばれていた頃のお話。
通常は修道名に様づけ。
学校や幼稚園では修道名に先生をつける。
だから、私ならパウロ様とかパウロ先生とか呼ばれるということ。
ある時、お茶目なシスターKは小学生に尋ねられた。
「先生はナニジン?」
見た目は日本人なのに、名前はカタカナ。
子供から見ると摩訶不思議な存在だったらしい。
シスターKは答えた。
「お父さんはアメリカ人。お母さんはインド人。お兄さんはエジプト人。」
「じゃあ先生は?」
「私?私は日本人よぉ。」

そんなばかな!?(-"-)

Sr.ぱうろ

最終回

  • 2008/03/09(日) 16:59:50

最初から最後まで見続けたドラマ1ポンドの福音
ついに昨日最終回を迎えた。
結局Sr.アンジェラはシスターを辞めて耕作(主人公のボクサー)のもとに嫁ぐ。
ちょっとがっかりだったが、かなり
おめでとう」な気分になった。
何しろここに至るまでの耕作のアタックが、
今時ドラマでも珍しいのでは?というくらい純粋で、
本当に彼女を大切に思ってくれていたから。
ラストでは初々しくて爽やかな二人の新婚生活が登場。
ここはひとつ子供を沢山つくって、その中の何人かを未来のシスターにして欲しい・・・!
(このドラマについてはここ⇒ここ⇒にも書いてあります。)

余談だけど、私は以前
「あなたはいいお嫁さんになれそうだから、結婚して子供をシスターにしたら?」
と言われたことがある。でも
「いいお嫁さんになれない人は、いいシスターにもなれない。」という説もある。

Sr.ぱうろ

寝ぼけてもホーリー

  • 2008/03/06(木) 10:18:15

これは昨日の夜のこと。
ふと眠りから冷めると遠くから合唱が聞こえる。
何の歌だかわからないけど、とにかく何人かの歌声がする。
もしや、もう朝の祈りがはじまっている!?

・・・寝坊した!\(~o~)/

一瞬のうちに修練院での苦い思い出が蘇った。
私は滅多に寝坊しない。
せいぜい一年に一回か二回。
そのうちの一回が修練院でのことで、
目が覚めたら階下の聖堂から朝の祈りの歌声が聞こえていたのだ。
血の気が引くとは、まさにこのこと。
あれは本当に悲しくて悔しい思い出だった。

そんなことを思いめぐらしつつ時計を見たら、なんとまだ夜中。
(我が家の朝の祈りは5:55から始まる。外はまだ暗い。)
どうやら歌声と思ったのは風の音だったようだ。
やれやれ、助かった・・・。
安心してもう一眠りした後、
私は風の音でも歌声でもなく、目覚ましの音で起きた。
よかった今朝も寝坊しなくて。

修道院では、風の音さえ祈りの歌声に聞こえてくるらしい。

Sr.ぱうろ

江戸時代の修練!?

  • 2008/03/03(月) 09:08:36

修道院の談話室でよく見られているテレビ番組。
ダントツ一位はNHKニュース。
その次はたぶん大河ドラマ
私も今年は真面目に見ている。
主演の宮崎あおいさんが可愛らしいからだけど、
この前からおっかない教育係の松坂慶子さんが登場して、
ますます面白くなってきた。

松坂慶子さん演じる老女「幾島(いくしま)」は、
藩主、島津斉彬が自ら選んだ教育係である。
言葉づかい、立ち居振る舞い、大名家の作法から長刀に至るまで、
彼女は篤姫に大名の姫としての教養を厳しくたたきこむ。
篤姫が嫌おうがごねようが、彼女は決して動じない。
この忍耐強さ、職務に対する責任感、そして思慮深さ。
まさに修練長の鑑(かがみ)!

そう、篤姫と幾島のやりとりは、
修練院における修練長と修練者によく似ている。
篤姫と幾島が一対一であるように、
私も修練長と一対一で育てられた。
修練者が他にも居れば大分事情が違うのだが、
修練者が一人の場合は多かれ少なかれ修練長(を通して自分)との戦いである。
幾島が篤姫に手を焼いたように、
私も修練長を悩ませたに違いない。
しかし、腹の立つことは多々あれど、
それは修練者が新しい世界でしっかり生きていくための愛のムチなのだ。
最強の修練長「幾島」。
彼女が居れば江戸城大奥だって怖くない。
がんばれ篤姫!

Sr.ぱうろ

伊勢神宮

  • 2008/03/02(日) 13:40:21

シスター族(?)の中には、他の宗教にも強い関心を抱く人が結構居る。
私もその中のひとりで、このたび伊勢神宮に行ってみた。
同行者の中には、同じく他の宗教にも関心のあるシスターがひとり。
この姿で伊勢神宮って、かなり目立つのでは???
でも、私だけじゃないからいいか・・・。

皆で行けば怖くない+日本人なら一度は行ってみよう!

こんなノリででかけた。
でも全員カトリック信者なのでお参りはしない。
見学だけ。
大きな杉の木が大量に茂っていて迫力がある。
本殿は茅葺屋根の木造建築。(20年ごとに建て替えられる)
とにかく木がいっぱい。
日本って木の文化だなあ・・・としみじみ思った。
ヨーロッパの石で出来た建築や町並みとは対照的である。
うっそうとした薄暗さと木漏れ日の光がいい感じで落ち着く。
花粉症が無ければ、もっともっと深呼吸するところだ。

内宮、外宮(げぐう)の両方とも見てきた。
写真は外宮の本殿を遠くから撮った写真。
     ↓
伊勢神宮

伊勢神宮について詳しくはこちら⇒http://www.isejingu.or.jp/

帰りに外宮から程近い伊勢教会に立ち寄った。
なかなか素敵な建物。
十字架の道行がステンドグラスで、とても美しい。
伊勢の教会

Sr.ぱうろ