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咲いた、咲いた Sr.ぱうろ
- 2007/10/27(土) 19:31:07
新婚さん♪ Sr.ぱうろ
- 2007/10/26(金) 10:30:27
私たちの配偶者はキリストだ。
だから、誓願式が結婚式ということになる。
そして、私はこの3月に初誓願を立てたばかりだから、
まだほやほやの新婚さんなわけだ。
でもって、まさに毎日幸せいっぱいの新婚生活を送っている!
お姉さんたちは(修道会では先に入会した人はお姉さん)優しいし、
ごはんはおいしいし(自分で作る日もあるけど)、
ダーリンはすごーく大切にしてくれている。(と思う)
かなり晩婚になってしまったので、
一時は
「どんな人と結婚するんだろー」
「どんなところで暮らすんだろう???」
「いや、結婚できないかもっ!?」と、様々な妄想を描いていたものだが、
まさか国際結婚とは思わなかった。
(イエス・キリストはイスラエル出身)
しかも年齢差19●●年。
とてつもなく時空を超えたカップルである。
修道院には、こういったキリストの嫁さん達が住んでいる。
以下は、普段あまり喜怒哀楽を顔に出さない大先輩のお話。
「終生誓願を立てた時は、本当にうれしかったですよ。
昔は誓願式の時に貰う花冠(ホームページ参照)は、
ずっと、つけていることになっていたんです。
だから、トイレ掃除の時も、かぶっていたんですねえ・・・(クスッ)。」
もうひとつ、終生誓願後のエピソード。
ちょっと太めなそのシスターは、
小学校で奉仕していたらしい。
ある日、シスターの指に輝く金の指輪を見つけて、二年生の子が尋ねた。
(終生誓願の時には指輪を貰う)
「それ、どうしたん?」
「これはイエス様と結婚した印よ♪」
するとその子は、まじまじとシスターを見上げて一言。
「イエス様って、こんなぽちゃぽちゃしたのが好きなんか!?」
\(^0^)/
イエス様の好みは、大変幅広い・・・。
秋深し・・・ Sr.ぱうろ
- 2007/10/24(水) 09:54:55
いつの間にかすっかり秋になった。
10月の初め頃はまだまだ暑くて、いつまで夏服を着ていよう???
なんて悩んだものだが、気がついたら、夏服派は少数になっており、
私などは衣替え+朝晩はフリース着用である。
ベランダでは、すっかり老境(?)に入ったと思われるバジルや風船かずらが、
細々と種を製造中だ。
いつも思うけれど、一つの植物から生まれる種の数は本当にすごい。
たった一つの種から芽が出て、成長し、いくつもの花が咲く。
その花の一つ一つがまた新しい種を作って、どこかに飛んでゆく。
こんなにすごい勢いで子孫を製造しているのに、
どうしてその植物ばかりにならないのか、
種を見るたびに不思議に思う。
そして毎回、
神様ってすごいなあ・・・。
と思うのであった。
国際化 Sr.ぱうろ
- 2007/10/20(土) 11:20:24
今、二人の姉妹がベトナムに出張中だ。
(こういう時は、共同体皆で旅の安全を祈る。)
我が家は邦人会だけど、それなりに海外との接点がある。
ブラジルには海外唯一の支部がある。
一生に一度は聖地巡礼(イスラエル、ローマ、ルルド)に行かせて貰える。
会長ともなれば総長会の為にローマへの出張がある。
そんなわけで、自分が行かなくても誰かしら海外へ渡航する人があり、
異国の便りが届く。
もともとカトリック教会というところは国際社会で、
外人の司祭が沢山居るし、信徒の中にも外国の方は多い。
バザーなどで異国の食べ物が出たりすると、幸せいっぱいである。
そして、私が行っている聖トマス大学も留学生が多い。
気がつくとすごい勢いで、私の周りは国際化している。
もはや
「ワタシ日本語シカ、話セマセーン (-"-) 」
なんて言ってられない気配だ。
以前、聞いた大御所様の思い出に面白い話がある。
そのシスターは、海外で発表をすることになり、
自分の文を英訳して貰い、一生懸命に練習して本番に臨んだ。
練習の甲斐あって、聴衆には、相当英語力がありそうに聞こえたらしい。
そのため、発表の後、当り前のように英語で話しかけられ、
そのシスターは困ってしまったそうだ。
困った顔をしていると、今度はこう聴かれた。
「フレンチ?」 (笑)
一旦、海を渡るともはや日本語はマイナー言語。
日本人の多い観光地はともかく、やっぱり語学力があるに越したことはない。
せめて大学に居る間だけでも、努力しようと思う今日この頃。
昨日はフランス語で1~10までの数字を練習した。
- 笑
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司教様登場 Sr.ぱうろ
- 2007/10/18(木) 18:14:49
大学のお昼休み。
私はいつものように学生支援室で団欒していた。
そして、食事が済んで、のんびりと二杯めのお茶を入れに行った。
すると、突然、見覚えのある紳士に会釈されたのである。
会釈し返すなり、うろたえた。
・・・し、司教さまっ!?
我が大阪教区のM司教様がさりげなくやって来て、
どうやら支援室のスタッフのどなたかとお話をして、
またさりげなく去って行った。
挨拶もそこそこに、
「司教様っ、司教様っっ!!!」と友人たちに報告する私の動きは、
相当おかしかったと思う。
聖トマス大学は大阪教区の大学なので、
理事会には司教様がいらっしゃるのだ。
ちなみにM司教様はハンサムで、気さくで、お話もわかりやすい。
私の誓願式でM司教様を見た他教区の友人も、
「すてきな司教様ねえっっ」と、すっかりメロメロだった。
ところが今日はこれだけでは終わらなかった。
その後、授業の空き時間に外のテーブルで
友人たちとおやつを食べながら団欒していたら、
こんどは I 大司教様がいらっしゃるではないか。
再び
「大司教様、大司教様っっ!!!」と慌てふためいて立ち上がる私。
これまた、相当おかしかったに違いない。
大司教様は、私たちに
「おいしそうですねえ」とおっしゃるとのんびりと去って行った。
大司教様ともなると後姿も貫禄があるわあ・・・と、感心しながら見送ったが、
それにしても、司教様の登場を知らせる私の興奮ぶりはおかしかった。
読書の秋 Sr.ぱうろ
- 2007/10/12(金) 09:47:25
超おすすめの一冊
「神の発見」五木寛之(対談者 森一弘) 平凡社
自称ブッディストの五木寛之氏とカトリックの森司教様との対談。
本の帯には
「キリスト教、仏教、双方に衝撃 ここまで語っていいのか!?」
という、インパクト抜群の一行。
つい、つられて読んでしまったが、相当面白い上に勉強にもなった。
森司教様といえば、私の周り(のシスター達)にもファンが多い。
そのキリスト教になじみのない人にも分かりやすく、説得力のある応答の数々には、ただただ
尊敬の眼差しを向けてしまう。
一方の五木寛之氏は親鸞のファンらしく、浄土真宗のことやお寺の役割などを熱く語ってくれ、これまた視野を広げてくれる。
対談形式で進行するので、堅苦しい文章は無く、読みやすい。
「キリスト教、仏教、双方にとって宣教効果抜群」と思えたのは私だけだろうか?
- 読書
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ロザリオ Sr.ぱうろ
- 2007/10/08(月) 13:55:56
今月はロザリオの月、そして昨日はロザリオの聖母の日だった。
そんなわけで久々に趣味のロザリオ製作を開始。
材料はブラジルの木の実。粒が大きめなので、一環作るとちょっとかさばるけれど、
手触りが良くて繰りやすい。↓
実のところ私は、
「ロザリオは唱えるよりも編む方が好き」という困った奴だ。
一環祈る場合、声を出していれば途中でろれつが回らなくなり、
心の中で唱えている場合は、大抵、途中で意識不明になる。
こんな根性無しは私だけかと思っていたら、ある時、大ベテランのシスターに
「ロザリオを唱えていれば、いつの間にか眠れるわよー」と、
不眠症解決のアドバイズを頂いた。
そうか・・・ロザリオで眠るのは私だけじゃなかったのか。
尤も、ものすごく真剣な祈りを託していたら、
何環唱えても眠っている場合じゃないだろう。
ここのところ、そういう緊張感が不足している私としては、
やはり製作に力を入れ、私の分まで誰かに祈ってもらおうと思う。
- 祈
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学内留学 Sr.ぱうろ
- 2007/10/05(金) 18:14:15
我が聖トマス大学には、学生のための無料外国語会話教室がある。
(地域の方向けの安価な会話教室もある。↓)
http://www.sapientia.ac.jp/eichi/affiliate/i_language/index.html
後期はちょうど空いている時間に、フランス語の初心者クラスがあったので、
チャレンジすることにした。
生徒は三人。ありがたいことに全員が本物の初心者だった。
なにしろフランス語なんて、はるか昔の大学生時代に第二外国語でちょっとやっただけ。
まして本物のフランス人と話すのは初めてに近い。
(旅行したときにメルシとかボンジュールとか言ってみた程度)
かなりドキドキの一時間だったが、がんばってみようと思う。
ちなみに海外に本部がある修道会では、志願期、修練期にそこの国の言葉を習うらしい。
幸か不幸か我が家は邦人会。
生まれも育ちも日本なので、志願期、修練期の外国語レッスンは免れた。
そんなわけで遅ればせながら、しかも、おっかなびっくりのチャレンジである。
がんばれ私、目指せ国際人・・・!
歌って踊れる!? Sr.ぱうろ
- 2007/10/04(木) 16:27:06
修道院は、一般家庭より人口が多いため、お祝いも多い。
8月は院長の金祝(詳しくは8月末の記事をご覧ください。)、
9月は姉妹のお祝い日(修道名の記念日)、
そして10月2日は、ベトナムから来た二人の学生志願者の来日一周年だった。
こんなときは、いつもよりリッチな食事やデザートが出て、
運が良ければ余興が入る。
時に修道院には、喉自慢の姉妹や芸達者な姉妹が居ることがあって、
そんなときには大いに盛り上がる。
映画「尼僧物語」(7月後半の記事参照)のシスター達は、静々と過ごしていたが、
我が家はどちらかというと「天使にラブソングを」の系統かもしれない。
運の良い我が家では、8月の金祝はベトナム人志願者たちが
アオザイ(ベトナムの民族衣装)姿も美しく、歌と舞を披露してくれた。
ついこの間は、芸達者な姉妹が即興で踊った。
歌姫も舞姫も居る楽しい我が家♪
無芸な私は鑑賞専門で申し訳ない。
せめて、記事にさせていただきます。m(_ _)m
衣替え Sr.ぱうろ
- 2007/10/02(火) 14:28:02
10月1日は衣替え。
と言っても、相変わらず暑いので、まだ大多数のシスターが夏服を着ている。
かくいう自分も夏服だ。
こういうときに「制服って悩むなあ」と思う。
どのタイミングで着替えたものか・・・。
・・・と自分自身の衣替えには躊躇しているのだが、ホームページの方はさっさと衣替えしてしまった。
ほんのささやかなチェンジだけれど、
お祈りのコーナーのイラストのシスターは秋(~春)の服になった。
サイト案内のページは、色づいた木の写真で飾ってみた。
大学も本格的にはじまり、新たな出会いが楽しみな今日この頃である。
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