癒しの一冊  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/31(金) 09:18:02

 暑くて頭が働かないため、難しい本を避けがちな今日この頃。
この本は相当面白かった。食べ物で言えば素麵かザル蕎麦って感じ。
つるっと一気に読めてしまう。
 カトリックの教えをわかりやすい物語にアレンジした内容で、天国で裁判長をしているイエスが登場したり、現代人に変身してペトロとドライブするイエスが出てきたりする。ユーモラスで温かくて、とってもイイ♪
 
おもしろ信仰カルテ

神の国のおとぎ話(神様編)
ニル・ギレメッテ著 サンパウロ

詳しくはこちら→http://www.sanpaolo-shop.com/product/540

祝・金祝!  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/30(木) 16:46:54

 今日は、箕面にある本部修道院で、金祝のお祝いがあった。
金祝というのは、結婚生活でいうところの「金婚式」にあたる。
つまり、シスターになって50周年のお祝い。
 今回は四人のシスターの金祝を祝って、ミサが行われた。
 50年…ということは、この姉妹方は、私が生まれる前からシスターなわけだ。うーーーん。
…すごい!
 ささやかなお祝いの宴の最後。一人の姉妹による祈りの一節。
「・・・私たちが頂いた体は、どんどん擦り切れて、しわしわになっていきます。」
 確かにそのとおりである。(^^;
 でも、しわしわでも擦り切れても、最後までシスターとして歩き通せることはすごいことだ。四人の中には、腰の曲がったシスターも、耳が遠いシスターも、寝たきりのシスターも、心臓の悪いシスターも居る。それでも今日は皆が皆、輝いていた。
 寝たきりのシスターは、もう手足を動かすことも、声をあげることも出きない。けれども、その目は確かにうれしそうに輝いていた。
 私たちは、どんな状態になっても奉仕することができる。体が動かなくっても、祈りによってたくさんの人を支えられる。
 金祝の皆さま、おめでとうございます。
どうぞ、最後まで喜びのうちに歩みつづけられますように。

天使とハート

(画像は、もう閉鎖されてしまいましたが「ぴよてんくらぶ」というサイト様から頂いたものです。)

黙想写真集  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/28(火) 09:57:20

 ただいまです。
黙想から帰ってまいりました。m(_ _)m

 私達の祈りの家は、箕面の山の上。
そんなんで、日々街中で過ごしている私は、毎日緑を見て過ごす。
ここではどの窓を開けても、緑が溢れているから。
聖堂

 暇さえあれば木を眺め、木漏れ日にうっとりし、散歩をする。
木の葉は一枚一枚、全部形も大きさも違う。そして、全ての樹が地下水を吸い上げる。水は枝々を巡り、葉は一枚残らず光合成を行う。
「神のみ手の業」のなんと美しいこと♪

 夜はベランダから夜景を眺める。これまた飽きない。この光のひとつひとつに人が住んでいて、皆、それぞれに命を頂いている。
ときおり、遠くに大阪モノレールが走っていく。その姿もちょっとかわいらしい。
夜景

 祈り、食べ、散歩し、眠る。その間、ずっと沈黙。
幸せな充電の毎日。
 沈黙だから、黙想中は話せなかったけれど、講話室係(黙想中は、掃除、ミサ準備、空調管理などを皆が分担して行う。)になったシスターは、8日間、毎日違う花を生けてくれた。敷地内の畑から山から、びっくりするほどよく探して来てくれる。
「やるなあ・・・!」
「さすがねえ」と感心していたのは、他の参加者も同じ。
感謝をこめて、最終日の作品をここに飾ります。
講話室の花

 ご指導下さった神父さま。おいしい食事を作って下さった調理師さん、陰で様々な奉仕をして下さっていた姉妹方、留守を預かってくれた共同体の全姉妹に、心から

ありがとう\(^-^)/

  • 2007/08/27(月) 20:30:22

修道名の祝日  Srもにか

今日は私の修道名のお祝い日です
姉妹の皆様から祈りのシャワーをたっぷりといただきました\(~o~)/

そして振り返る自分の修道生活!!
さまざま出会いを通して、導かれてきた日々。
不思議だな~と思います

今日は大好きな歌をミサの中で歌っていただき大満足!!
で出勤しました

♪おそれないでーー私は あなたを救う神♪
♪おそれないでーーいつでも あなたと共にいる♪

  • 2007/08/27(月) 20:06:54

朝顔  Srもにか下線文

暑い日が続いていますが おげんきですか?
もにか部屋のベランダには、朝顔が咲いています
日よけにするつもりだったのに・・・(T_T)
毎日太陽の光がさんさんと降り注いでいます

ある日の職場でのこと
「朝顔は何時ごろから咲くのかしってる?」
「朝顔だから、朝ですよね」とSrもにか。
「朝顔は日没と共に咲き始める。
 そして朝日が昇るころ花が開ききってしぼむのです」
「じゃあ朝顔は夜の間中花を咲かせていたんですねエー」
 と答えたあと、はっとして、ぐっと口を閉じました。

 朝顔は、人が休む夜、一生懸命に花を咲かせ朝日と共に短い(花としての)生を終える。見えないところで働かれる力に支えられている。

じゃあ私は?(^0_0^)  

見えるところばかりを気にしていないかしら?
見えないところで働かれる神様をみようとしているかしら?
表面の事にとらわれていないかしら?

ビビビとやってきた
神様メッセージ!!!
そして、毎日の生活の中に埋もれている、自分の視点に反省しました。

気づかせてくださった神様に感謝と賛美を捧げましょ!!

はじめまして Sr.もにかです

  • 2007/08/20(月) 19:43:00

はじめまして Sr.もにかです

Sr.ぱうろのお勧めでブログに初挑戦です
  (肩に力が入ってます)(@_@;)

よろしくおねがいします<(_ _)>

黙想会  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/17(金) 09:53:38

 私ぱうろは明日から黙想会におでかけ。
 毎年一回、シスター達は交代で黙想に入る。(通常は8日間の黙想、時には10日間の霊操、一生に一度は1ヶ月の霊操。)
 この時は祈るための場所に「缶詰め」になり、沈黙で過ごす。その間、インターネットは勿論、テレビも新聞も無し。考えようによっては、大変ゴージャスな時間である。
 8日間黙想するためには、その前の日から出かけ、その翌日に帰る。つまり10日間必要なわけだ。普通に世間で働いていたら、これだけまとまった休みをとるのは難しいかもしれない。しかもそれを全部祈りのために使うとなると、もっと難しいだろう。それが毎年与えられることは、修道者の特権のひとつかもしれない。

では、行ってまいります。 (^O^)/

黙想

未婚の主婦  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/16(木) 16:01:37

先日、思い立って冷蔵庫の掃除をしてみた。
 修道院というところは、一般の家庭よりも住人が多いため、業務用の冷蔵庫があったり、家庭用の冷蔵庫なら2台以上あったりする。ちなみに我が家は後者になる。中身を出し、棚を引っ張り出して掃除をしつつ、
「普通に結婚していたら、こんなに真面目にやらないかも・・・」と思っておかしくなった。
 当たり前だが、女子修道院は女の園である。修練期には大抵、炊事当番があり、時には先輩シスターの料理教室があって、掃除も結構しっかりと仕込まれる。その上、共同生活ゆえの気遣いも多々求められるのだから、修道生活経験者は相当優秀な主婦になれるに違いない。
 事実、修道院には料理上手なシスターが居て、掃除の達人も居る。いわば極めて有能な
「未婚の主婦」が大勢いるわけだ。
 上手な人と一緒に作業をすると、とても勉強になるし、楽しい。コツを覚えるのも早い。
 こうして、私は掃除に対する苦手意識を克服しつつある。今のところ、どうしても苦手なのは裁縫くらい。これは一生治らないだろうけれど。

創立記念日  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/14(火) 09:25:28

8月15日
…日本は終戦記念日。
カトリック教会は聖母被昇天の祭日。
大阪聖ヨゼフ宣教修道女会は創立記念日!

 私たちの創立記念日には、ちょっと変わった習慣がある。
貧しかった創立時代のことを忘れないために、前日は夕食に雑炊を食べる。当然、その頃は花瓶や花も買えなかった。だから、聖堂には花瓶代わりの空き缶に水を入れ、そこに野の草花を飾る。
 当時は修道院といっても、木造の貧しい建物で、快適とは程遠い生活だったらしい。そんな中で畑をしたり、牛を飼ったり。とにかく今の私たちからは考えられないような苦労の日々があった。
 そして、そんな暮らしの中でも「家に帰る!」なんて言わずに、がんばって下さった大先輩の姉妹方のおかげで、今の私たちは立派な修道院に住み、栄養のある食事を頂けるようになった。(創立から60年足らずの本会では、創立時代からの姉妹方の多くが、今も健在である。)
・・・神に感謝。

創立記念日の為の聖堂の花。
ちょうど良い空き缶が無かったので、ペットボトルで代用。

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クオ・ヴァディス  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/12(日) 09:46:11

 もう何年も前に原作(と言っても翻訳だけど)を読み、いたく感動した名作。ローマ帝国の繁栄と狂気の中で生きるキリスト教徒を描いた物語で、登場人物の心情は勿論、当時の生活習慣なども丁寧に描写され、すばらしく臨場感のある作品だった。
 先日、今さらながら映画のビデオを見た。原作もすごいけど映画もすごい!
 ヒロインを演じるデボラ・カーの凛とした美しさ。皇帝ネロのバカ殿ぶり! 原作と比べるとかなりのシーンや人物がカットされていたが、それにしても壮大な作品だ。エキストラの人数も大道具、小道具、セットの数も半端じゃない。
 中でも感動的なのは、殉教を目前にしたキリスト教徒たちが寄り添って天を仰ぎ、賛美の歌を歌うシーン。・・・これは本当に美しいシーンで涙、涙である。そして、その彼らを励ます為にローマへ戻ってきたペテロは、逆さ十字にかけられて殉教するのだ。私は聖書に出てくる弱くてどーしようもないペテロやパウロが大好きだが、この話では二人は、ひたすら立派なカリスマ指導者である。この映画を見てペテロのファンになる人も、多いのではないだろうか。確かにここに登場するペテロもいかにもペテロらしくて(多分)素敵だ。
 
 話し出したらキリが無いので、まだ観ていない(読んでいない)方は是非ご自身でご覧になってください。小説も映画もすごくお薦めです。

 映画について書かれたページ↓
http://www.tone-net.co.jp/cinemadvd/tdv065.htm
http://www.grass-shopper.com/FS-Shop/movies/B-ART-0088.html

お祝い日   Sr.ぱうろ

  • 2007/08/11(土) 13:26:50

 今日は聖クララの記念日。私達の会では二人の姉妹が修道名の祝日を迎えた。
 修道名の祝日には、どこかのミサで祈ってもらう。修道会の全姉妹も祈る。さらに本人の居る共同体ではささやかなお祝いをする。(その姉妹の好きな食事を作る、皆でお祝いのカードを書いて贈るetc)
 御馳走やカードはともかく「全姉妹に祈られる」はすごい。何しろ私達、大阪ヨゼフ会の姉妹は全部で100人以上居るのだから。(修道会の会員数としては決して多くはないけれど)北は仙台から、南は長崎。さらにブラジルにも共同体がある。とにかく全支部の100人以上が祝日を迎えた姉妹の為に祈るのだ。これを考えると「シスターって幸せ」と思う。
 ちなみに今日、お祝いの姉妹のうち一人は、我が共同体の院長さまである。残念ながら院長さまは黙想会に行っていてお留守のため、留守番の姉妹達だけでささやかな祈りを捧げた。
 今頃は祈りの家(私達は通常、本部の「祈りの家」で行われる黙想会に与る)の食堂に花が飾られ、メッセージボードにお祝いの言葉が書かれていることだろう。

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平和旬間   Sr.ぱうろ

  • 2007/08/10(金) 11:40:09

 8月6日~15日までの10日間を、日本のカトリック教会は「平和旬間」と呼ぶ。この期間は戦争を振り返り、平和を願う心を新たにするために、様々な行事が行われる。
 先日、ささやかな活動(?)として、私たちも共同体の談話室で「ホタルの墓」のアニメを見た。空襲で母親を亡くし、父親も戦地で亡くなり、孤児となった兄と妹の物語である。
 幼い妹は無邪気に自分の気持ち(雑炊は嫌だ、おかあちゃんの着物を売らないで、など)を言葉に出して、兄を困らせる。母親を恋しがって夜泣きする妹をおぶって外に出る兄。妹に食べさせるために泥棒をしてつかまり、殴られる兄。それでもどこまでも妹に優しい兄の姿は、本当に健気で涙なしには見られない。そのお兄ちゃんだって、まだ中学生くらいの少年なのだから。
 一昨年だか、この物語をテレビドラマで見た。その時は松島菜々子さんが、二人を引き取って辛く当るおばさんの役をやっていた。子役の演技も素晴らしかった。見ている方はアニメ以上に悲しくなったけれど・・・。

 これに関連して思い出すのは、黒柳徹子さんの「トットちゃんとトットちゃんたち」という本。これは徹子さんがユニセフ大使として、関わった子供たちのことを書いた本で、ここにも戦争や貧しさの中で必死に生きる子供たちのことが書かれている。今、不自由なく暮らしている私は本当に申し訳ない気持ちになった。どんな小さなことでも、何かこういう子供たちの為に出来ることをしてあげなければと思う。

 恥ずかしい話だが、修道院に入るまでは、こんなことは考えもしなかった。自分の周りの世界が全てで、世界の痛みを学ぶどころか、存在を知ろうともしなかった。修道生活をすると、少し視野が広がるらしい。

鶴は千年   Sr.ぱうろ

  • 2007/08/08(水) 09:43:54

鶴は千年

我が共同体の長老様(90代)が折っている新聞広告の鶴。
日々、増えてゆく鶴を見るたび
「鶴は千年、亀は万年」という言葉を思う。それなら
「シスターは百年」・・・!?

研修会  Sr.ぱうろ

  • 2007/08/05(日) 10:11:44

 昨日まで東京で若手シスター達の研修会に参加させていただいた。なんと全国から40人近い若手シスターが集まった。それでも既に定員オーバーで入れなかった方が何人もいらしたらしい。
 修道会を超えてシスター達が揃う光景というのは、実に壮観である。
「色々な修道服があるなあ。」
「こんな修道会もあったのかあ。」
 さらに、思いがけない再会があったりして、親睦を深める良い機会でもある。シスター族共通の雰囲気もあれば、修道会の家風ならぬ会風(?)のようなものもあって、
「やっぱり私は大阪聖ヨゼフ会で良いんだわ。」みたいな納得もある。
 召し出し(その修道会に入ったキッカケ)の分かち合いは、時間が経つのを忘れるほど面白い。神様はその人にあったやり方で、その人にふさわしい修道会に招いて下さるから。

 帰ってきたら、長らく音信不通だった友人から
「今度、○○修道会に入会することになりました。」という手紙が来た。
 クリスチャンは日本では、少数民族だ。その中で司祭や修道者になる人は、もっともっと少ない。それでも後に続く人が、どこかに必ずいる。それは神様が必要とされている印のように思う。

選挙   sr.ぱうろ

  • 2007/08/01(水) 13:18:33

 既に三日が経過し、今は戦の後の静けさという雰囲気だけれど、シスター達は真面目に投票に行く。高齢の姉妹達も車に乗せて貰って「国民の義務」を果たすためにお出かけする。
 実は自分が入会する前は、シスターが投票に行くってちょっと不思議な感じがしていた。でも実際には、投票所に行って帰ってくるまでのわずかの時間と道のりの中で、次々と我が家の姉妹達とすれ違った。おそらく一般の人と同じくらい身内に出会っているだろう。
 私達は政治的な活動はしない。けれども、皆が(特に弱い立場の人が)安心して暮らせる世の中になるように、「国民の義務」を地道に果たし、第一線で働く方々の為に祈っている。