怒涛の新年度

  • 2017/04/01(土) 13:18:37

どこの事務所も月初めと月末は忙しい。
年度末、年度初めはもっと忙しい。
ガラシア会で迎える初めての年度末は怒涛のようだった。
さて年度初めは???
昨年は新人だったので、何が何だか分からずに過ぎたけど、
今年はどうなることだろう。

以前
「現在の悩みは一年後にはどうでも良くなっているものだ」という言葉を聞いたことがある。
確かに去年は何もかも分からなかったけれど、
今は、誰はどこで何をしている人なのか、
何はどこにあるのか、かなり理解してきた。
一年分は進歩した。

そして今年もまた、桜が開花の準備をはじめている。

桜のつぼみ

リセット能力

  • 2017/03/28(火) 21:06:11

ガラシア会に入職からもうすぐ一年になる。
年をとるにつれて月日の経つのが速くなるというけれど、
この一年は長かった・・・。

右も左もわからない。
何がどこにあって、誰がどんな仕事をしていて、
何は誰に聴けば良いのか。
人の顔と名前もわからない。
パソコンの使い方にしても、
私の知識はその都度人に聴いたことと、
大学で習ったほんの基礎知識に過ぎない。
老骨ならぬ老脳にムチ打ち、
日々、失敗と質問を繰り返して今に至る。

半年以上経っても、ミスの無い日なんか無かった。
どうしてこの年になってまで
ゼロからのスタート」を切らねばならないのかと、
自分の選択を後悔しそうになったこともある。
そもそも修道生活を選ばなければ、
このような転職はあり得なかったからだ。

まだ修道会に入って間もない頃、
志願者、修練者の研修でこんなことを言われた。
「修道者にとって最も大切な資質はリセット能力」
誰に言われたのかは覚えていない。
けれども、初誓願から10年経った今、
こんなに的をついた言葉は無いと思う。

自分が今まで何をしていて、どんな希望を持っていたとしても、
修道会(を通して神)が指示する仕事を引き受ける。
出来ても出来なくても、好きでも嫌いでも。
指示された役割を引き受けることは神の望みであり、
自分にとっても周りの人にとっても何らかのメリットがあるのだと、
そう信じて取り組むのが修道者なのだ。

与えられた役割を始めるために、
それまでのキャリアや発想をリセットする。
時に苦しいことではあるが、
「過去に縛られない生き方」とも言える。

結果はいつ出るかわからない。
数カ月後か、数十年先か・・・。
それでも自分がそこに居ることで、
周りにいる人が神と出会い、幸福になれるように願って、
使わされた場所で根を張る。

花が咲くか、実を結ぶか。
その前に枯れるのか・・・。
どんな結果になるとしても、すべては御心のままに。

映画「ミッション」のテーマ↓

無事終了

  • 2017/03/12(日) 13:54:35

3月11日、多くのお客様の立ち会いのもと、
三人の姉妹の初誓願を宣立しました。
裏方は怒涛の忙しさでしたが、
無事に終わってめでたし、めでたし。
(この日の様子は、また後日・・・)

ポルトガル語↓

見えないところで

  • 2017/01/24(火) 20:19:08

今年は雪が多い。
雪が積もると我が家の前は危険地帯となる。
なにしろ急カーブの坂道。
そして我が家の前にはガラシア病院の職員駐車場があるので、
通勤して来る職員さんたちにも影響がある。

雪が積もった時、安全に通行できるように、
この道には融雪剤が撒かれる。
・・・ということは知っていたけれど、
それをいつ誰がしているのかは今まで知らなかった。
今年、ガラシア病院で働くようになってはじめて、
事務系の男子職員方が撒いていることを知ったのである。

今朝も早くに出勤して、通勤してくる皆さんのために、
道路や玄関前の通り道に融雪剤を撒いておいて下さっていたし、
日曜日の朝、雪が積もっていた時も、休みなのに来られたという。
日曜日といえども、病棟にはお見舞いに来る方や出勤してくる職員がいらっしゃるから。

そしてもう一人。
我が家の老シスターも毎日、駐車場や道路の掃除をしている。
落ち葉の季節も、雪が積もった時も。

こんなふうに見えないところで誰かのために働くことは、とても美しいと思う。
それにしても、思いがけないところで誰かに助けられていたり、
気にかけていただいていることって、結構多いのではないだろうか。
日々そういうことに気がつき、感謝できる心を持つことも大切だと思う。

量が変われば・・・

  • 2017/01/15(日) 10:16:50

昨日から日本は大寒波。
ここ箕面も、昨日の日中までは晴れていたのに
今朝起きたら外は銀世界。

雪の足跡

こんな時、ベトナム人のシスター達は
「ロマンチック」と喜ぶ。
雪が珍しいから。

歌に出てくる雪は大抵美しい。
詩編には
「 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください わたしが清くなるように。
わたしを洗ってください 雪よりも白くなるように。 」
というフレーズもある。
雪が積もれば世界は静けさに包まれる。
清らかで静寂な世界。

大学生の頃
「量が変わると質も変わる」という言葉を聞いたことがある。
ゼミで「砂の女」という小説を読んでいた時だった。
それは日々、砂と戦わなければならないような場所の話。
たった一粒の砂は何の力も無い。
砂場のレベルなら子どもが遊べる。
でも砂漠のど真ん中に行けば、砂嵐や砂に埋もれる危険もある。

雪も同じ。
適量(?)なら、ただ美しいと言っていられるが、
あまりの豪雪や吹雪になれば、
事故も起きるし、建物や交通に害も及ぶ。
物語に出てくる雪女は美しいけれど恐ろしい。

どうか全ての人を雪や寒さの危険からお守りください。

雪の中でも健気に咲く紅梅↓
雪の紅梅