珍客
- 2022/05/07(土) 17:27:46
物心ついたとき私は東京都新宿区に住んでいた。
今住んでいる箕面市とはまるで環境が違う。
周囲に居る動物といえば、雀、カラス、鳩と野良猫くらい。
それが今はびっくりするほど多くの動物が近所にやってくる。
ウグイスやらホトトギスやらが鳴いているばかりか、
時々キツツキも見かけるし、
イタチ、アナグマ、イノシシ、サルもたまに現れる。
そして昨日、窓ごしに視線を感じて裏山の方を見てびっくり。
大きな鹿がじーっとこちらを見ているではないか!
そのうち茂みの陰に隠れてしまったが、
子どもの頃は動物園やテレビで見るだけだった鳥や動物を
身近に目撃するのはとても新鮮だ。
自然が豊かということは、神様の作品に囲まれているということでもある。
ふと「父なる御神にみ栄あれかし・・・」という※讃美歌を思い出した。
※古いプロテスタントの讃美歌集にあり。
送別会
- 2022/03/27(日) 16:32:10
連休
- 2022/03/21(月) 11:55:31
この度の三連休、久しぶりにDVDを鑑賞した。
談話室に皆で集まり
「イエスと二人のマリア」を視聴。
もう10年前の作品だけど初めて見るシスターが多かったので、
良い時間を過ごせたと思う。
(3時間以上かかる長編のため、途中リタイアした人も居た)
この映画では聖母マリアとマグダラのマリアが幼馴染という少々強引な設定で、
2人の対照的な生き様が描かれる。
不幸な事件をキッカケにどんどん堕ちていくマグダラのマリア。
一方の聖母マリアはどこまでも信仰を失わず前向きに生きて行く。
その聖母を支える夫ヨゼフとの夫婦愛も素晴らしい。
陰謀に巻き込まれ、人に利用され、
傷ついて自暴自棄になったマグダラのマリアがイエスによって愛を知り、
回心に至る姿は説得力があり、
母として息子を気遣い、苦悩する聖母マリアも
「きっとこんなだったのだろうなあ」と思わせるものがあった。
聖書は淡々と記されているので、
時として「行間を読む」センスが必要だが、
この作品は聖書が語らない部分を黙想するヒントとして、
非常に良く出来ている。
四旬節の今、見て良かったとしみじみ思った。
涙無しには見られない感動の大作。
無事・・・
- 2022/01/25(火) 20:51:40
この頃「無事」ということがとても貴重に思えてきた。
一日の終わりに「今日も健康に生きていた」ことを確認し、
朝、目覚めた時に「温かな布団の中に居る」ことに感謝する。
日々、新型コロナの感染が拡大してゆく中、
今日まで感染せずに居ることは奇跡だと思うようになった。
世界中で大きな災害が起こっていること、
紛争などで安全が脅かされている方がたくさんいらっしゃることを考えると、
安全な建物の中で目覚めることも、実はとても貴重でありがたいことだと思う。
一方で困難な状況にある方々に申し訳ないとも思う。
「無事」という言葉がある。
「事が無い」というと何となくつまらないような気がしていたのだが、
何事も無い平穏な日々が、実はとても恵まれているということを
噛み締める今日この頃。
明日も無事でありますように。
待降節第四主日
- 2021/12/19(日) 16:07:20