夏の花

  • 2017/08/11(金) 14:45:39

私たちの周りには花を生ける場所がたくさんある。
聖堂、玄関、食堂・・・。
特別な日、特別な場所に生ける花は買ってくるけれど、
多くは庭や畑を歩きまわって探す。
花の多い季節は良いが、乏しい時期は苦悩する。
今もあまり種類が多いとは言えず、
こんな荒業に走ってしまった。

百合尽くし↓
百合づくし
病院の敷地内からササユリをかき集めてチャペルの祭壇下に生けたもの。
ほとんどはまだ蕾の百合なので、咲くのを待つ楽しみもある。
百合の生命力は侮れない。
いざ探し始めたら、本当にたくさん生えていて、
急斜面や石垣の隙間など、手の届かないようなところにも咲いていた。

ゴーヤ飾り↓
ゴーヤ飾り
ベランダで育てているゴーヤを小さな実をつけたままあしらう。
ゴーヤの葉は意外にも繊細でおしゃれな形。
実はこうなるともう食べられないので、なんとなく心が咎めるけれど、
見る人が楽しんでくれるなら、それもまあ良しと・・・。

バラが咲いた♪バラが咲いた♪真っ赤なバラが・・・。

  • 2017/07/15(土) 10:56:35

毎年、ベランダで色々な植物を育てている。
その中に一昨年から真紅のミニバラが加わった。
バラは病気したり虫がついたりして面倒くさいという先入観があり、
あまり乗り気では無かったが、めぐり合わせで育てることになった。

確かに虫はつく。
とはいえ、彼女(?)は思いがけず丈夫で、
ひとまわり大きい植木鉢に変えたら、
すくすくと枝を伸ばし、6つも蕾をつけた。
緑色がメインのベランダ庭園で、
赤い花は鮮やかに映える。
ミニバラ

昨年亡くなったSr.渡辺和子さんの著作に
「置かれた場所で咲きなさい」という本があるが、
私のミニバラはまさに「置かれた場所で咲」いている。
「置かれた場所で咲く」というのは、時に難しい。
咲くためには土、水、太陽、肥料などが必要なので、
本人の努力だけではどうにもならないことだってある。
置かれた環境を受け入れ、時には働きかけ、
それでも咲けないときは「神の意志」に従順するしかない。

私のバラはアブラムシに襲われてSOSを発してきた。
私は彼女のためだけに殺虫剤を購入する羽目になった。
とはいえ、虫が居なくなった後、彼女は恩返しとも思える健気さで、
次々と花を咲かせるので、こんな楽しみを見つけた。

バラのプレゼント

折り紙の小箱に挿してプレゼント。
咲くタイミングはバラ次第なので、私の都合通りには行かないが、
運が良ければ(神の望みならば)差し上げられる。

共同体

  • 2016/06/29(水) 20:04:16

修道院の前の道には紫陽花がたくさん咲いている。
駐車場の入り口にも大きな紫陽花の株がある。
その一つを見て面白いことに気付いた。
確かに根っこは同じなのに、紫、白、青など様々な色の花が咲いているのだ。

紫陽花のかぶ

それを一緒に居たシスターに言ったら
「共同体みたいね」と。

うまいことを言う。

同じ精神で誓願を立て、
一つ屋根の下で暮らしていても、
私たちは顔も性格も年齢も様々。
似た者同士も居れば、全く個性の違う人も居る。
宣教の仕方も、表現方法もそれぞれ違う。

それでも根っこはひとつ。
同じ精神のもとに誓願を立てている。
色も大きさも違うけれど根っこは同じ紫陽花たちのように。

年々歳々・・・

  • 2016/06/21(火) 20:45:12

あじさい2
実はこれは二年前に撮った写真。
今年も同じ場所に同じような紫陽花の花が咲いている。
そこで思い出したのがこの言葉。

年々歳々、花相い似たり  歳々年々、人同じからず

はるか大昔、小学校の卒業を控えて、
校長先生にサイン帳を書いて頂いたところ、
この言葉を立派な文字で書いて下さった。
(毛筆だったか筆ペンだったかは定かではない)
花は毎年同じように咲くけれど、
人間は年々変化して行く・・・というような説明を聞いたと思う。

去年の今頃、自分が今ここにこうしていることは想像もしなかった。
来年、再来年、自分も周囲の人もどう変わっているか分からない。
過去には想像出来なかったような現在、そして未来が、
生きている限り重ねられる。
初めて読んだその時にはまるで意味不明だったこの言葉が今は深く心に響く。

年々歳々、花相い似たり  歳々年々、人同じからず・・・

開花!

  • 2016/06/15(水) 19:57:07

ひまわり
思えばこのブログは花が咲く話題が多い。
なんとなく「開花」とタイトルをつけてみたが、過去にも花が咲いて
「開花」と名付けた記事がいくつかある。
桜が咲いた。朝顔が咲いた。時計草が咲いた・・・。
修道院に入るまで植物の世話とはまるで縁が無かったのに、
これは一体どうしたことか。

ここ何年かは花ばかり育てているけれど、
修練院に居た時にはバジルとかイタリアンパセリとか
ルッコラとかいったハーブも育てたし、
オクラやミニトマト、タアサイなどの野菜も育てた。

かつては思いもしなかったけれど、
私の老後の夢は「畑と炊事をする」こと。
自分で育てた野菜やハーブを使って皆の食事を作るのだ。
そのためには老後を元気で過ごせるようにしておかなければ・・・。