墓参り

  • 2016/10/30(日) 19:13:56

このところ天国の話がやたらと多いけれど、
またしても墓参りの報告。
11月の死者の月を前に、共同体でお墓参りをした。

場所は甲山(かぶとやま)。
ここには私たちの創立者、田口枢機卿様をはじめ、
大阪教区の司祭方がお休みになっている。
さらに修道会ではじめの頃に亡くなった姉妹五人のお墓もある。
土葬なので一人ずつ十字架が建っている。

クリックすると拡大されます。↓
甲山

お天気には恵まれつつ、すごい風で寒かった・・・。
とはいえ、裏山の納骨堂みたいに気安く行かれる場所ではないので、
すごい達成感を味わうことが出来た。

ちなみにここに眠っている姉妹方は、
私が入会する前に亡くなられた方々なので直接お会いしたことが無い。
いつの日か天国で対面する日をお楽しみに・・・。

父よゆだねます

  • 2016/10/19(水) 19:56:58

昨夜、長いこと寝たきりだったシスターが天に召された。
血圧が下がって今にも危ない・・・ということが分かり、
姉妹たちがロザリオを唱える中、静かに、
本当に分からないくらい静かに旅立って行かれた。

唱え始めた時はまだあった息が、終わった時には止まっていた。
私も一緒にロザリオを唱えながら、ずっとその顔を見ていたけれど、
いつ逝ったのか全然わからなかった。

耳は最後まで聞こえると聞いたことがある。
いつもお世話をしていたシスターは、
天国に行くシスターに聞こえるように大きな声で祈った。

神の母、聖マリア、私達罪人のために、今も死を迎える時もお祈りください・・・。

96歳の大往生。
私は元気な時を知らないけれど、
若い時は看護師とし多くの人々を助けてこられたのだという。
長い人生の間にはどんなに沢山の喜び、悲しみ、困難、そして幸せがあったことだろう。
天国の共同体に移られたシスターが、全ての苦しみから解放されて、
豊かな報いを受けられますように・・・。

父よ、あなたにゆだねます。


納骨堂そうじ

  • 2016/10/11(火) 20:18:46

若いシスターたちで何をしたい?と聞かれ、
すぐに「納骨堂そうじ!!!」と提案した。
前にも書いたけれど私は納骨堂が好き。
黙想中はほぼ毎日、納骨堂に通っている。

この中には私が入会する前に天国に行ったシスターも居れば、
私がお世話になったシスターや憧れの大先輩も居る。
そして将来は自分も入るつもりなので、
是非ともきれいにしておきたい。

とはいえ、ここは修道院から急な坂を登らなければ行かれず、
ちょっと不便なので、そうたびたびは行かれない。
そこで今回は様々な掃除グッズを準備し、脚立を持って出かけて行った。

納骨堂そうじ1

5人がかりで約一時間。

電気の傘も外して洗い、
鉄格子の細々した細工も磨き、
エアコンも掃除した。

納骨堂そうじ2

天国のお姉さんたちもきっと喜んで下さったことだろう。

主よみもとに近づかん

  • 2015/11/19(木) 20:58:59

もう後半に突入してしまったけれど、
今月は死者の月だ。
そのせいか毎年この時期になると
亡くなった人の話題が増えるような気がする。
「天国で元気にしているかしら」
「今頃、天国でくしゃみしてるわよ」と。

死者の月のせいかどうか、
最近この曲が懐かしくなっている。
キリスト教の葬儀にはつきものの
「主よみもとに近づかん」
歌詞は別に葬儀用というわけでは無いと思うけれども
タイタニック号が沈む時に楽隊が演奏したという伝説もあり、
それゆえに宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」にも登場している。

母の葬儀でも歌ったし、その後も数々の葬儀で歌った。
将来自分の葬式でも誰かが歌ってくれるだろう。
メジャーになるだけあって美しい曲だと思う。

ヤコブの梯子

  • 2015/01/14(水) 17:30:55

昨日の夜明け前、またひとりのシスターが天に帰って行った。
日が昇った後で厚い雲の間から何筋もの光が地上に向かって伸びた。

ヤコブの梯子

この現象、「ヤコブの梯子」とも呼ばれるらしい。
旧約聖書の創世記に出てくるあのヤコブ。
旅の途中、野宿をしていたヤコブは、天まで届く光の階段を夢に見る。
その階段では天使が行ったり来たりしている。
我が家のシスターも、あの光の階段を昇って行ったのかもしれない。

シスターの病室には多くの見舞客が訪れた。
いつ訪問しても、花の好きなシスターのために新鮮な花が生けてあった。
体はしんどかったに違いないのに、
シスターはいつも優しい笑顔を見せて下さった。
お見舞いに行ったのか、こちらが癒されに行ったのかよくわからない。
いつも、すごいなあ…と思った。

そして通夜の時。
身近に居た姉妹の一人が、生前に託された挨拶を読みあげた。
亡くなる前に、皆への挨拶文を用意していたという。
本当に…すごい。
いや、かっこいい。

今日、姉妹たちの歌声に送られて、
シスターのご遺体はこの世の修道院を後にされた。

今頃はあの光の上で、
先に天国に帰った姉妹方に迎えられているに違いない。
ようこそ、おつかれさまでした・・・と。

Sr.ぱうろ