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姉妹の日

  • 2023/11/23(木) 15:41:30

11月23日は勤労感謝の日。
我が家では「姉妹の日」である。
毎年、この日は共同体で遠足をするなどして親睦を深める。
今年は創立75周年の記念の年でもあるので、
本部修道院に大勢の姉妹が集って交流会をした。

テーマは「多文化理解」
私たちの修道会は日本で出来たが、
今はブラジル人、ベトナム人の姉妹も居る。
今日はブラジル、ベトナムの宣教や国の紹介、
三か国語の聖歌で祈り、学んだあと、
三か国の料理を食べて、レクリエーションを楽しんだ。
日本はおにぎりにお煮しめ、おこわ。
ベトナムからは春巻き、
そしてブラジルのフェジョアーダ(豆と肉の煮込み料理)。
若いベトナム人のシスターたちがゲームやクイズを用意してくれ、
皆、頭と体を使い、笑った。

(クリックすると拡大されます↓)
姉妹の日パーティ

創立75周年

食堂にはたくさんのハートのモチーフがつるされ、
華やかに飾り付け。
ハートのモチーフは一枚ずつシスターたちの誓願番号がついていて、
内側に創立者の言葉が記されているという細やかさ。
最後に皆、自分の番号のハートを頂いて帰り、
楽しい一日は終わった。
創立者の言葉は小さな冊子に100種類記録されている。
その中の10種類が書かれているということなので、
隣のシスターと見比べるのも楽しい。

全員プレゼント

創立者のことば

これ、作るのも飾るのも大変だったろう。
飾りつけだけではない。
料理の準備も会場全体の設営も、
若いシスターたちを中心に
沢山の手がかかっている。
そして今日は施設に入所しているシスターたちも、
参加したので、施設の方にも送迎などでお世話になった。

皆様本当にありがとう。
そしてお疲れさまでした。

お祭り

  • 2023/10/25(水) 21:20:19

秋はお祭りシーズン。
教会でもバザーその他イベントがある。

今月15日は大阪高松大司教区のカテドラルで、
インターナショナルデイ。
コロナでしばらく行かれず、
昨年は再開していたにもかかわらず、
自分の都合で行かれず、
4年ぶりくらいに参加した。
多言語のミサに続き、交流会では
韓国、ベトナム、フィリピン、ブラジルなど様々な国の料理や
スイーツを味わったり、
ダンスや音楽などのパフォーマンスを楽しむ。

そして22日は我がガラシア病院のガラシア祭り。
こちらも4年ぶりの開催。
屋台や模擬店の他に、
病院らしく健康相談コーナーや骨密度測定コーナー、
ハンドトリートメントコーナー、
ハープセラピーもある。
ハープセラピーというのは、
ホスピスに来られるボランティアさんがやっていて、
病室でそのときのイメージでハープを弾いてくださるのだ。
祭りのイベントは演奏会スタイルだが、
ハープの音色は癒し効果抜群。

さらに今回は阪急百貨店の走るデパ地下もやってきて
目の保養になった。
秋晴れの空の下、
スタッフもお客さまも十分に楽しんで元気になった。
本当にありがたいこと。
災害や紛争で日常生活もままならない地域のことを思うと、
祭りを開催できることの貴重さが身に染みる。
ちなみにガラシア祭りの売り上げは
全額カリタスジャパンに寄付される。

天に帰る

  • 2023/10/20(金) 21:08:31

職場でとてもお世話になった方が帰天された。
「帰天」という言葉が何故か心に響いた。
死を表す言葉はたくさんある。
他界、永眠、逝去、召天、鬼籍に入る・・・。
そして「帰天」
同じ状態を表す言葉なのに、見えてくる景色はまるで違う。

「帰」という文字からは、
家や故郷といった慣れ親しんだ場所へ戻るという景色が見える。
「天」は私たちの「父なる神」がいらっしゃるところ。
ならば私たちは神様の所から来て、務めを終え、
またそこへ帰って行くのではないか。

今まで何度も聞いたし使ってきた言葉だけど、
こんなに深く慰めに満ちた言葉だとは気づかなかった。
帰るのなら心配ない。
良く知っている場所へ行くのだから。
しかもそこには父なる神がいらっしゃる。
今生きている私たちも、
いずれはそこへ帰ってゆく。
だから、先に帰った方々とも必ずまた会える。

今は少し寂しいけれど、
再会の日を楽しみに・・・。

オンラインでつながるテゼの祈り

  • 2023/10/04(水) 22:36:30

今夜は日本と韓国のシスターたちがZOOMでつながって
テゼの祈りが行われた。

クリックすると拡大されます。↓
祭壇の飾り

時を同じくして、たくさんの修道会の沢山のシスターたちが、
ともに祈り、賛美の歌を歌う。
こんなことが出来るようになるなんて、
本当に素敵だと思う。

テゼの祈り

画面の向こうに遠方の知り合いを見つけたりすると
さらにうれしい。
テゼの歌は音程が高過ぎず低過ぎず声が出しやすいので、
歌がうまくなったような錯覚に陥るのだが、
今回は画面の向こうからとても上手な歌声が響いてくるので、
またしても自分が上手になったかのような錯覚に陥った。(笑)

世界中、色々な所で戦争や災害や貧困など悲しいことがたくさんある。
そんな中で国境を越え、修道会の枠を超えて、
国籍も年齢も違う沢山のシスターがともに祈ることには大きな意味がある。
私たちの沢山の祈りが、少しでも多くの人の助けになりますように。

記念の年

  • 2023/09/10(日) 16:08:57

私は月に一回、箕面教会の評議会に出席している。
今日は5年かけて製作していたステンドグラスが完成したというお知らせがあった。
このステンドグラスのすごいところは、
業者の手によらず、たくさんの信徒の手で作られたことだ。

クリックすると拡大されます。↓
箕面教会のステンドグラス

老若男女、様々な人が携わっていた。
奇しくも今年は箕面教会の70周年記念の年なのだという。
すると聖母被昇天会(こちらも箕面に管区本部がある)のシスターが、
「被昇天学園も今年70周年です」と。
そこで私も
「ヨゼフ会も75周年を迎えました」と報告。
そう、今年の8月15日に私たちの修道会は75周年を迎えた。

75周年の記念タペストリー↓
75周年タペストリー

修道会としてはまだまだ若い。
100年、200年・・・それ以上の歴史がある修道会からすれば、
私たちはひよっこかもしれない。
25年後、私は記念すべき100周年を元気に祝うことができるだろうか。
そして箕面教会も被昇天学園も30年後に100周年を祝うことが出来ますように。